「きりたんぽ鍋は飲める」時代へ 本物のきりたんぽ入りカップスープを試してみた

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 秋田県の郷土料理「きりたんぽ鍋」が、カップスープで食べられるらしい。味だけ寄せたきりたんぽ鍋“風”の商品ではなく、しっかり本物のきりたんぽが入っているのだとか。

 秋田県のアンテナショップなどで手に入る「きりたんぽカップスープ」を実際に買って食べてみました。

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■ 秋田の冬の風物詩「きりたんぽ鍋」をカップスープで食べる

 きりたんぽ鍋は言わずと知れた、秋田県の冬の風物詩。すりつぶしたお米を棒状にまとめて焼いたきりたんぽ餅を、野菜や鶏肉などと一緒に煮込む鍋料理です。

 そんなきりたんぽ鍋を、手軽に食べられるカップスープにしてしまったのが、その名もずばり、きりたんぽカップスープ。

 筆者は存在を知った瞬間「なんだこれ、おもしろっ」と思ってしまったのですが、秋田出身の同居人によると、秋田県民の間ではかなりメジャーな商品のようでした。

 きりたんぽカップスープは秋田県内の土産物店や、県外のアンテナショップなどで買えるそう。今回筆者は、品川駅近くにあるアンテナショップ「あきた美彩館」で手に入れました。

 陳列棚にささやかに並んでいるだけかと思いきや、店内に入ってすぐのところでコーナー化しており、味も定番の「比内地鶏醤油味」のほか「海鮮ブイヤベース味」や「ピリ辛チゲ味」など数種類用意されていました。

 かなり迷いましたが、今回は定番の「比内地鶏醤油味」を食べてみることにします。価格は639円(税込)でした。

 きりたんぽカップスープは紙カップに飲み口付きの蓋がついており、インスタント食品というよりは、コンビニコーヒーのような少しスタイリッシュさを感じる見た目です。

 中に入っている材料は「きりたんぽ」「はるさめ」「スープ」の3種類。作り方はレンジで作るパターンと熱湯で作るパターンがあります。

 簡単なのは電子レンジのようですが、この手の2択は「電子レンジじゃない方」を選ぶ習性がある筆者は、熱湯で作る方を選んでしまいました。

 作り方はまず、カップにきりたんぽを投入して熱湯を注ぎ、蓋をして5分待ちます。5分たったら蓋の飲み口を使って湯切り。

 「スープ」と「はるさめ」を投入してから、再び熱湯を180ml注ぎ入れます。蓋をして3分待ったら完成です。

■ きりたんぽは厚みがあって、もちもち!スタイリッシュなカップは、デスクでも違和感なし

 ワクワクしながら蓋を開けると、立ち上ってくるのは旨味が凝縮したスープの香り

 ひと口飲んでみると、カツオ出汁と鶏の旨味が溶け出していて、優しい味わいながら、深みがあり、美味しいです。

 具材は「きりたんぽ」「はるさめ」の2種のみ。ですがスープにごぼうや舞茸の風味もあり、見た目とは裏腹に、香りには奥行きがあります。

 メイン具材のきりたんぽは、おそらく1本分の分量を2つに分けて入れており、文句なしのボリューム。カップスープで手軽に食べられるものとは思えないほど厚みがあり、満足度も高いです。

 はるさめもしっかりコシがあって、きりたんぽのもちもち食感とのコントラストが抜群でした。

 またきりたんぽカップスープは、カップのデザインがスタイリッシュ。「なのでランチで食べたけど、スープは飲み干せなかった……」となっても、問題なくパソコンの脇に置いておけます。

 あまりにもコンビニコーヒーの顔をしているので、通りかかった人はおそらく誰も、あなたが「きりたんぽスープを飲みながら仕事をしている人間」だとは思わないはずです。会議室にもぎりぎり持ち込めるのではないでしょうか?

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026020101.html