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 ボクシングのWBA世界スーパーライト級1位・平岡アンディ(29=大橋)の世界初挑戦が延期されることが4日、決まった。今月14日に米国で開催予定も同興行メインイベントでユーチューバー兼プロボクサーのジェイク・ポールとエキシビション戦を行う予定だった世界3階級制覇王者ジャーボンテイ・デービス(ともに米国)が元恋人へのDV、誘拐、監禁などで訴訟を起こされたことを受け、主催する「Most Valuableプロモーションズ」(MVP)が中止を発表した。

 平岡は国内ジム所属4人目となるスーパーライト級世界王者を目指し、前座でWBA同級王者ゲーリー・アントゥアン・ラッセル(29=米国)に挑戦するはずだった。この日、出発予定だったが急きょ渡米をキャンセル。昨年9月のWBA挑戦者決定戦を制してから1年以上待ち続けたチャンスを前に、とばっちりでの日程変更を余儀なくされた。

 米老舗専門誌ザ・リング(電子版)によれば新たな日程は来月12、19日が候補日に挙がっていると言う。MVP社CEOは「ポールが25年にNetflixイベントでメインを務める計画は変わらない」とし、決定次第、日程、開催地などは発表される。