100年愛されるクレパスの魅力とは?工場見学と似顔絵の描き方を一挙紹介!
鹿児島県鹿屋市にあるサクラクレパス工場では、全国に出荷されるマーカーやクレパスが製造されており、地域のものづくりを支えています。父の日を前に、子どもたちが似顔絵制作に取り組み、地元発の画材の魅力が再認識されています。
「(絵かくの好きな人!?)はいはいはい!」
きのう鹿児島市の幼稚園では、クレパスで似顔絵を描いていました。今度の日曜日は「父の日」似顔絵を描こうとしている子供たちも多いはず。
■文具の進化を支える鹿児島工場の底力
(磯脇キャスター)
「エブリー特捜隊。クレヨンやマーカーで、おなじみのサクラクレパス鹿児島工場にやってきました。今日案内して頂くのは、こちらのお二人です」
「品質管理課の土田です」
「生産管理課の宮田です」
クレヨンやクレパスなどの画材やマーカーなどの筆記具を作る「サクラクレパス」マーカーやボールペンなどの筆記具のほぼ全てを製造するのが鹿屋市の鹿児島工場。50年以上の歴史を持つ工場に潜入しました。
まず案内してもらったのは…
(品質管理課・土田さん)
「こちら油性マーカーのマイネームを作っている機械です。(これ良く見ますね)」
まずは、名前書きの定番「マイネーム」発売から50年以上のロングセラー商品です。1本のマーカーは、これだけの部品で作られていますが、製造工程には様々な秘密がありました。
ベルトコンベアで運ばれる際、向きはバラバラ!センサーが判別し向きを揃えています。次々とインキが充填した芯が入れられますが、注目は、芯の構造です。
(品質管理課・土田さん)
「(中芯ってスポンジ?)実はスポンジではなく糸。細い糸がいっぱい集まっている。
(これは素材としては綿?)樹脂になります」
細かい糸を束ねた芯は、インクをとどめやすく、一定の量でペン先に送り出すそうです。
続いて、包装。
(生産管理課・宮田さん)
「組み立てられたマイネームは、一本ずつ袋に入れられて仕上げていく。ペンを挟むような形で進んでいきます」
1本1本、個包装したら、にじみにくく洗濯しても落ちにくいマーカー、マイネームの完成です!
サクラクレパスには世界で初めて開発したボールペンもあります。1984年に誕生した「ゲルインキ」です。水性の滑らかさと 油性のにじみにくい特徴を併せ持っています。
ここで、ぜひ見て欲しいと紹介してくれたのが…。商品の入った箱を自動で運ぶロボット。どの商品を、どこに、どれだけ運ぶか全てコンピュータで管理しています。
ここからは、商品の入った段ボールを、どのように運び出すのか?実況でお伝えします。近づいてきたのが自動搬送ロボット。最大4つまで運ぶことができます。
まずは隣の段ボールが後ろから押し出されて自動搬送ロボットに積み込まれました。今、商品の入った段ボールがロボットに積まれました。
続いては私も。押し出されて回転ローラーを使いながら積み込まれました。足元の黒いテープに沿って工場内を移動していきます。一体どこへ向かうのでしょうか…。左手は鹿児島工場の最新設備!企業秘密のためお伝え出来ないのが…非常に残念です!!
なにやら次のポイントに到着したようです。ひとつずつ順番待ちをして運ばれて行くんですね。おっと、前の段ボールが大きなアームに運ばれて行きました。次は私の番です。だんだんと、その時が近づいてきました。アームが真上に!がっちりと掴まれて持ち上げられた!
(品質管理課・土田さん)
「(これになる前は?)全て手で運んでいました。人の手で運んでいたものが全て自動化になりました。楽になりました。(働き方もどんどん変わって来ているんですね)」
さて、サクラクレパスと言えば、社名にもなっている「クレパス」が代表商品です。クレヨンより柔らかく重ね塗りがしやすいのがクレパスの特徴です。サクラクレパスのオリジナル商品、発売から今年で100周年を迎えました。
(生産管理課・宮田さん)
「今はスマホやタブレットの普及で減っているとは思うがそれに負けたくない。私達の商品の魅力を知ってもらって、たくさん使っていただきたい」
■クレパス画家・前田さとこさんが教える似顔絵術
今度の日曜日は「父の日」姶良市で活動する画家の前田さんに似顔絵を描く時のコツを教えてもらいました。
(クレパス画家・前田さとこさん)
「まずはこの明るいオレンジを取って卵型に。(濃く塗っちゃっていいんですね?)」
次は黄土色で中央にT字を描いて、目と鼻を描く位置を決めます。髪の毛を描く時は複数の色で重ね塗りをしましょう。立体感が生まれるそうです。T字の線は、指で撫でてぼかしてください。
眉毛、目など細かい部分は色鉛筆で描けば特徴を表現しやすいそうです。頬は、ピンクや赤のクレパスを指に塗って…メークのようにほんのり可愛く仕上げましょう。
(磯脇キャスター)
「できました。誰だかわかりますか?」
内田キャスターを描きました!
(クレパス画家・前田さとこさん)
「描くだけ塗るだけでなく削り取ったり、色鉛筆や水彩絵の具とか色んな画材とも相性
が良い。いろいろ使って絵を描けるのもすごく大きな魅力」
ちなみに、熟練者はクレパスでこんな作品も書くことができます。発売から100年経った今も子供だけでなく、大人も楽しめるクレパス。今度の父の日。親子で一緒に似顔絵に
挑戦してみてはいかがでしょう?
(KYT news.everyかごしま 25年6月11日放送)

