サイエンスアーティストの市岡元気先生が、自身のYouTubeチャンネルに公開した動画『【※注意】使用前に確認を「冷却グッズ」の液漏れで皮膚トラブルも…』で、夏の人気アイテム「クールリング(ネッククーラー)」の液漏れ問題と安全な使い方について、株式会社WIZの朴(パク)社長に直撃取材を行った。

動画冒頭で元気先生は、クールリングが首の頸動脈を冷やすことで効率的に全身を冷やすアイテムとして約5年前から普及し、現在では100円ショップでも見かけるほど身近になったと説明した。しかしその一方で、「SNSなどでクールリングの液漏れが問題になっている」と指摘した。

このアイテムには、特定の温度で状態が変化する冷却素材のPCM(Phase Change Material)が使われており、シリコンオイルや植物性の油などが含まれている。この素材の液漏れによって「首が赤くなってしまった」「皮膚炎になってただれた」「テーブルクロスが溶けた」といったトラブルが報告されており、消費者庁や国民生活センターにも相談が寄せられているという。この問題の背景には、安価な製品を含め多種多様なクールリングが市場に出回る中で、中身の成分や品質管理の重要性があると元気先生は示唆している。

動画では、日本で最初にネッククーラーを広めたSUOブランドを手掛ける株式会社WIZの朴(パク)社長に、元気先生がユーザーの疑問をぶつける形で進行した。朴社長は、SUO製品の安全性への強いこだわりを語った。

品質管理については「出荷前に全量検品を行い、数日間から長いものでは1〜2週間かけて液体から個体、個体から液体というのを繰り返しながら検品しています」と、徹底したチェック体制を明かした。朴社長は「拭いただけでは(微細な穴からの漏れは)わからないものがある」「1か月かけてじわじわまた出てくるようなものがある」と、時間をかけた検品の重要性を強調した。

クールリングの中身について「市場に出回っているものの98%は化学製品(鉱物油など)を使っているところが多い」としつつ、「うちは液漏れを想定して植物系のものを使っています」と説明した。さらに、その植物由来の原料は「COSMOS認証取得原料」というオーガニックおよびナチュラル化粧品の国際基準を満たしたもので、「基本的に肌に触れてもいいという基準を満たしているもの」を使用しているという。ただし、「化粧品でも人によってはアレルギー反応を起こすことがあるように、絶対に安全とは言い切れません」と体質による個人差にも言及した。

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