投資家の田端信太郎氏が、自身のYouTubeチャンネルに公開したライブ動画『【株ライブ】米金利の上昇に嫌気』にて、株金氏と塩谷氏(PERAGARU)を迎え、現在の株式市場における最重要テーマの一つである「金利上昇」の影響と今後の見通しについて、率直な分析を展開した。

動画の冒頭で田端氏は、「株の大敵は当たり前ですけど、長期金利の上昇なんですよ」と断言。日米ともに長期金利が上昇傾向にある現状を指摘し、特に日本の30年物国債利回りが3%に近づき、アメリカの20年超国債金利が5%に達している状況を「(コロナ後の金融緩和バブルが終わり)一貫して上昇している」と解説した。

株については、「満期がない無期限で、配当クーポンとみなせば利率が定まってない債券のようなもの。だから長期の金利で割り引くべき」と述べ、「金利上昇ってのは全ての株に対しては逆風です」と、その影響の大きさを強調した。

では、なぜ金利が上昇しているのか。田端氏らが注目するのは「財政規律の乱れ」である。アメリカではトランプ前大統領による減税策の再来や関税引き下げの可能性があり、日本では消費税減税の議論が持ち上がっている。こうした動きが「財政規律の乱れみたいなところから金利上昇、そして株価下がるっていうシナリオがまあまあ」現実味を帯びてきていると警鐘を鳴らした。

さらに、株金氏が紹介したアクティビストファンド「オアシス・マネジメント」による京セラへの投資の話題では、京セラが「現金などの流動資産は時価総額の過半に達している」キャッシュリッチな企業である一方、オアシス側が「1兆円を超える自社株買いで資本効率を高めるべき」と要求している状況を解説。

これに対し田端氏は、オアシスが「大量保有報告書も出てないのになんかこんなんで言って」いる点に触れ、株価への影響や情報開示のあり方についても疑問を呈した。

こうした市場環境の中、田端氏は自身の投資スタンスとして「日本もますますインフレ加速しそうだなと思ってやっぱり不動産買おうかなって。たくさん借金をしたい。なるべく固定金利で」と大胆な見解を披露。

金利が上昇する局面でも、インフレがそれ以上に進むのであれば、借金をしてでも実物資産を保有することが有効との考えを示唆した。

チャンネル情報

「愛と誠のアクティビスト投資家」田端信太郎です。堀江貴文さんや前澤友作さんの部下として間近で創業オーナー社長の振る舞いをみながら、LINEやZOZOで執行役員をつとめ、ライブドア、NTTデータなどで、社員としてIT企業を中から見た経験を活かしながら、個人投資家の立場から、株式投資という最高にエキサイティングな知的ゲームの楽しみと喜び、そして苦しみと恐ろしさを動画で、喜怒哀楽を込めて熱弁していきます!