青汁王子を卒業し本格経営へ ── 三崎優太が語る現在地と未来への挑戦

実業家でYouTuberの三崎優太氏が、自身のYouTubeチャンネルで公開した動画「Yahooニュースで騒がれてる100億の真相についてお話しします。」の中で、世間を騒がせた不動産100億円購入報道の真相や現在の事業展開、そして過去のイメージからの脱却と経営者としての覚悟について語った。

動画の冒頭では、Yahoo!ニュースで自身の不動産100億円購入が報じられたことに触れ、ネット上で「本当に100億買ってないだろ」「嘘だ」といった疑念の声が上がっていることについて言及。「本当に買いました」と断言し、「世間がそう思ってるんだったら思えばいい」「（いずれ）数字が示すだけ」と強気の姿勢を見せた。

また、過去の脱税事件や炎上商法が疑念の背景にあると自己分析しつつ、「それが悔しくてインフルエンサーになりました」「今はもう完全経営者モードに戻りました」と現在の心境を吐露。不動産購入の内訳についても、手付金と決済の仕組みを説明し、「未来の決済待ちも含めて100億」であり、一気に現金を投じたわけではないが、「手付金だけでも数億円は打ってる」として、報道内容が事実であることを強調した。

続けて、三崎氏は現在注力する4つの主要事業（不動産、バイク、ブランド品販売、D2C）について詳細を語った。特に不動産事業では、過去に住んでいた「青汁ヒルズ」からの退去経験をバネに、「あれが悔しくて悔しくて悔しくて」「いつか絶対取り返してやると思ってガムシャラに頑張った」結果、事業開始1年で100億円規模にまで成長させたと明かした。

「1年生（1年目）が持てるようなレベルの物件じゃないものをたくさん持ってます」と語り、並々ならぬ熱意で事業に取り組んでいる姿勢を示した。バイク事業では「ロマン」から始まった開発が7割の成功確率を見込める段階に進んでいるとし、ブランド品販売では原宿に十数億円を投じて国内最大級の店舗をオープン。D2C事業では「他社には真似できない」「とんでもない商品」として、独自成分「ゴールデンサジー」を使用したワインや「RG92」を用いたゼリータイプの青汁開発を進めていることを報告した。

「マイナスはプラスに変えれる」という自身の哲学を体現するかのように、多角的な事業展開について力強く語った。

さらに、三崎氏は過去の「青汁王子」というイメージからの脱却と、「三崎優太」としての経営者への完全なシフトを宣言。「もう青汁王子は名前にもないと思う」と語り、「得意なことは経営」と断言した。インフルエンサーとしての発信は継続するものの、話題先行の活動ではなく、事業家としての実績で評価されたいという強い意志を示した。

今後は、生配信の再開や「青汁ヒルズを超える家」の建設を構想し、そこを拠点にさらなる飛躍を目指す考えも明かした。「力を溜めている時期」だと語り、次の展開への準備を進めている。

動画の最後には、自身の挑戦する姿を通して「視聴者の皆さんに少しでもヒントや勇気を与えられたら」とメッセージを送った三崎氏。憶測や批判の声に対し、自身の言葉で真摯に向き合い、経営者としての現在地と未来への強い覚悟を示した。