為替相場まとめ11月25日から11月29日の週
NY市場は、米感謝祭の祝日のため休場。
(29日)
東京市場は、円買いの動きが広がった。朝方に発表された11月の東京都区部消費者物価指数(CPI)の市場予想を上回る結果を受けて、日銀による追加利上げ観測から円が買われた。ドル円は朝方の151.50付近から150円台を割り込んだ。昼頃には、いったん150.30台まで戻す場面があったものの、午後に再び10月21日以来およそ1ヶ月ぶりの安値水準となる149.76付近まで下落した。ユーロ円は午前の円高局面で9月30日以来およそ2か月ぶりの安値水準となる158.24付近まで下落した。その後は下げ渋ったが戻りは鈍く158円台後半を中心に推移した。ユーロドルはドル売り優勢となり、午後に一時1.0577付近まで上昇している。
ロンドン市場では、ドル売りが一服している。一方で、円高の動きは根強い。ドル円は東京市場で151円台半ばから150円台割れへと下落。東京朝方の東京都区部消費者物価指数が上振れしたことが、12月日銀会合での利上げ観測を高めている。ロンドン序盤には149.54近辺まで安値を広げた。その後は買戻しが入ったが、戻りは限定的。再び149円台に軟化する場面もあり、根強い円高圧力が観察されている。米債利回りの低下とともに、ユーロドルは1.06台手前、ポンドドルは1.27台半ばまで一時上昇も、足元では上げを消して1.05台半ばや1.26台後半に押し戻されている。ユーロ円やポンド円はドル円とともに下落したあと、ロンドン序盤には158円台や190円台などで売買が交錯。足元ではユーロ円は158円台前半、ポンド円は190円台前半で安値を再更新している。ユーロ圏消費者物価速報は前回から上昇したが、予想通りの結果だった。ECBが調査したユーロ圏消費者インフレ期待調査では1年先が予想外に上昇した。しかし、いずれにも市場での12月ECB利下げ観測に目立った変化はみられていない。
NY市場は、昨日の米感謝祭から連休を取っている参加者が多く、比較的閑散とした中でドル売りが強まった。NY市場昼頃にかけて一時150円50銭前後まで上昇。ただ、そこからの買いには慎重で、その後149円47銭までと、東京午後からロンドン朝にかけての安値を割り込む動きを見せた。ユーロドルが1.0440台から1.0480台まで上昇、ポンドドルが1.2670台から1.2740台を付けるなどドルは全面安の展開。米債利回りがやや低下していたが、大きな動きではなく、週末を前にしたポジション調整などが主体と見られた。
