ダウ平均は反発 米CPIで12月利下げ期待が復活 ただ、トランプトレードの調整も=米国株概況
NY株式13日(NY時間16:22)(日本時間06:22)
ダウ平均 43958.19(+47.21 +0.11%)
S&P500 5985.38(+1.39 +0.02%)
ナスダック 19230.74(-50.66 -0.26%)
CME日経平均先物 38985(大証終比:+335 +0.86%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。取引開始前に10月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、米株式市場はポジティブな反応を見せた。ほぼ予想通りの内容となり、インフレの落ち着きが示されていた。一部には予想を上回るのではとの警戒感も出ていたが、予想通りだったことで安心感が広がったようだ。
短期金融市場は12月FOMCでの利下げ期待を再び高めている。翌日物金利スワップ(OIS)市場では、12月利下げの確率を前日は五分五分で見ていたが、CPIを受けて70%程度まで上昇。一方、CMEのフェドウォッチでは前日の58%から80%に上昇している。しかし、FRBは以前ほど利下げに意識が傾いておらず、どちらにもオープンな中立スタンスを示唆している。指標次第では直ぐに戻る可能性は留意される。
ただ、市場の雰囲気はこれまでのトランプトレードの調整の動きが中心となっていたようで、IT・ハイテク株などは上値が重く、ナスダックは軟調な展開が見られた。ダウ平均も終盤には伸び悩む動きが見られた。
一方、トランプ政権誕生による株高への期待感は根強い。前日の下落はあくまで選挙後の大幅高を受けての利益確定売りが少し出ただけだとの声も少なくないようだ。
明日も生産者物価指数(PPI)や、金曜日には小売売上高の発表が予定されている。しかし、「皮肉なことに先週の選挙とFRBの利下げを受けて、今週は経済指標にそれほど敏感に反応しないかもしれない」との見方も出ている。
仮想通貨市場でビットコインの上昇が勢いづいており、9万ドルを初めて突破した。ただ、関連株は逆に利益確定売りに押されている。トランプ氏の大統領選勝利以降、ビットコインは30%余り上昇している。過熱気味であることはもちろんだが、トランプ氏の暗号資産支持発言による相場上昇の余地がどれだけ残っているかを投資家はそろそろ見極めようとしている可能性も指摘されている。トランプ氏を始め、共和党がまずは中国や米経済など大きな問題に集中し、デジタル資産関連は後回しになるのではないかという疑問も残る。すでに多くの好材料が織り込み済みだとの指摘も出ているようだ。
音楽配信を手掛ける欧州のスポティファイ・テクノロジー<SPOT>が大幅高。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。しかし、プレミアムのユーザー数が予想を上回ったほか、粗利益率も予想を上回っていたことが好感されている。
ロケット開発のロケット・ラボUSA<RKLB>が決算を受け急伸。売上高が予想を上回ったほか、EBITDAの赤字も予想ほど膨らまなかった。機密の商業衛星コンステレーション運用者と、中型ロケット「ニュートロン」での複数回の打ち上げに関するサービス契約を締結したことも明らかにした。
レストラン運営のカバ<CAVA>が決算受け上昇。レストラン既存店売上高が予想を上回ったほか、売上高、EBITDAも予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、レストラン既存店売上高の見通しを上方修正している。
オンラインで食品宅配を手掛けるメイプルベア<CART>が決算を受け大幅安。第4四半期のEBITDAの見通しが予想を下回っていること嫌気している模様。
ダウ平均 43958.19(+47.21 +0.11%)
S&P500 5985.38(+1.39 +0.02%)
ナスダック 19230.74(-50.66 -0.26%)
CME日経平均先物 38985(大証終比:+335 +0.86%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。取引開始前に10月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、米株式市場はポジティブな反応を見せた。ほぼ予想通りの内容となり、インフレの落ち着きが示されていた。一部には予想を上回るのではとの警戒感も出ていたが、予想通りだったことで安心感が広がったようだ。
短期金融市場は12月FOMCでの利下げ期待を再び高めている。翌日物金利スワップ(OIS)市場では、12月利下げの確率を前日は五分五分で見ていたが、CPIを受けて70%程度まで上昇。一方、CMEのフェドウォッチでは前日の58%から80%に上昇している。しかし、FRBは以前ほど利下げに意識が傾いておらず、どちらにもオープンな中立スタンスを示唆している。指標次第では直ぐに戻る可能性は留意される。
ただ、市場の雰囲気はこれまでのトランプトレードの調整の動きが中心となっていたようで、IT・ハイテク株などは上値が重く、ナスダックは軟調な展開が見られた。ダウ平均も終盤には伸び悩む動きが見られた。
一方、トランプ政権誕生による株高への期待感は根強い。前日の下落はあくまで選挙後の大幅高を受けての利益確定売りが少し出ただけだとの声も少なくないようだ。
明日も生産者物価指数(PPI)や、金曜日には小売売上高の発表が予定されている。しかし、「皮肉なことに先週の選挙とFRBの利下げを受けて、今週は経済指標にそれほど敏感に反応しないかもしれない」との見方も出ている。
仮想通貨市場でビットコインの上昇が勢いづいており、9万ドルを初めて突破した。ただ、関連株は逆に利益確定売りに押されている。トランプ氏の大統領選勝利以降、ビットコインは30%余り上昇している。過熱気味であることはもちろんだが、トランプ氏の暗号資産支持発言による相場上昇の余地がどれだけ残っているかを投資家はそろそろ見極めようとしている可能性も指摘されている。トランプ氏を始め、共和党がまずは中国や米経済など大きな問題に集中し、デジタル資産関連は後回しになるのではないかという疑問も残る。すでに多くの好材料が織り込み済みだとの指摘も出ているようだ。
音楽配信を手掛ける欧州のスポティファイ・テクノロジー<SPOT>が大幅高。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。しかし、プレミアムのユーザー数が予想を上回ったほか、粗利益率も予想を上回っていたことが好感されている。
ロケット開発のロケット・ラボUSA<RKLB>が決算を受け急伸。売上高が予想を上回ったほか、EBITDAの赤字も予想ほど膨らまなかった。機密の商業衛星コンステレーション運用者と、中型ロケット「ニュートロン」での複数回の打ち上げに関するサービス契約を締結したことも明らかにした。
レストラン運営のカバ<CAVA>が決算受け上昇。レストラン既存店売上高が予想を上回ったほか、売上高、EBITDAも予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、レストラン既存店売上高の見通しを上方修正している。
オンラインで食品宅配を手掛けるメイプルベア<CART>が決算を受け大幅安。第4四半期のEBITDAの見通しが予想を下回っていること嫌気している模様。
