妻から“虫けら”のように扱われる夫の末路。「こづかい月1万円」生活が破綻するまで

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 育った環境や考え方の違う2人がひとつ屋根の下で暮らす結婚は、嬉しいことや楽しいことよりも、不満やストレスの蓄積など苦しみのほうが多いかもしれない。今回は、そんな苦しみから逃れたいともがいた北口洋平さん(仮名・39歳)の末路を紹介する。
◆夫に節約を強要する妻の散財

 洋平さんは、結婚13年目。妻(37歳)からは「節約、節約」と常に口うるさく言われ、飲み会やランチは禁止。出社する日は、自分で作ったお弁当を持参しなければならず、コンビニでの買い物も禁止されていた。

「私は一般企業の会社員として働いていましたが、役職もありましたし、給料も悪くない。家計を圧迫していたのは、あきらかに妻の散財です。たとえば、私にはお弁当の持参を義務づけておきながら、妻は『お付き合いだから仕方ない』と、ママ友とランチへ」

 しかもその額は、1回で1500〜3000円。さらに妻は、ハイブランドではないものの、「まわりのママ友たちと差がついて、子供たちがイジメられたら困る」と言い訳をし、ブランド服やバッグなどを購入しまくるのだ。

◆「女王様と奴隷のような感じに」

「私なんて、勤務時に着るスーツ以外は、ノンブランドのワゴンセールか売れ残りの500〜2000円までの服ばかり。節約は大切ですが、それなら自分も節制すべきです。それなのに妻は、子供にはティーン向けブランドの服を買い与え、塾や習い事にもカネに糸目を付けません」

 妻も日中に個人病院での受付をしていたが、借金などしていないか心配になり、給料を渡すのを躊躇したこともある。そして、「自分が、いつからこのように扱われはじめたのか、わからない。気づいたら、女王様と奴隷のような感じになっていました」と、洋平さん。

「ある日、久しぶりに会社の上司が奢ってくれるというので、同僚など数人と飲み会へ出かけました。お金さえ使わなければ、私が何時に帰ろうが咎められたことはありません。むしろ、いないほうが清々するといった感じ。家に居ても、いないような扱いでした」

◆酒の勢いで同僚に話したら…

 このような状況を、つい酒の勢いで同僚たちに話してしまった洋平さん。「それ、実話?」「むごすぎて同情する」「嫁さん、少しやりすぎだな。しかも、お金を使い過ぎ」など、周囲から本気で同情され、自分が酷い扱いを受けていることにあらためて気づいてしまう。

「そしてこの翌日から、飲み会に参加していたメンバーらの態度が急変。仕事の休憩時間などにお茶やジュースなどを奢ってくれる日が続き、『頑張れよ』などと励ましの言葉をかけられることもあり、会社でも肩身が狭く感じるようになっていきました」

 会社でのサービス残業もやりにくくなり、ますます家に帰りたくなくなった洋平さんは、仕事終わりに昔ながらの喫茶店を見つけ、足繁く通うようになる。それは、これまで妻から言われたことを守ってきた洋平さんのささやかな抵抗だった。

◆喫茶店で再会した同級生と怪しい仲に

「このときまでは、妻に禁止されていたコンビニも我慢し、毎月1万円しか渡してくれない小遣いさえもコツコツと貯金。そんな生活が、何だかバカらしく思えた瞬間でした。そして、昭和レトロな雰囲気の喫茶店に通うようになり、昔の同級生と再会したのです」

 再会した同級生K代さん(39歳)はかなり痩せていて、学生時代の約半分ほど。一瞬誰かわからず戸惑ったということもあり、話が弾んだとか。そしていつの間にか、K代さんは夫の、洋平さんは奥さんの悪口で盛り上がっていた。

「さらに昔、お互いが知らなかっただけで両想いだったことも発覚したのです。そのままの勢いで連絡先を交換し、喫茶店で待ち合わせて、いつしか“交際”をするようになりました」