記者団との懇談会で質問に答える蔡英文総統

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(ムババーネ中央社)アフリカ南部のエスワティニ(旧スワジランド)を訪問した蔡英文(さいえいぶん)総統は現地時間7日、多くのアフリカの国の政府要人が台湾に興味を示していると述べ、これらの国々が経済や対外関係において「台湾」の要素が含まれる選択肢を望んでいると明らかにした。

同行記者団との懇談会で述べた。蔡氏は2018年のエスワティニ訪問後、農業や教育、貿易、観光などの分野でアフリカとの実質的な関係の強化を図り、「アフリカ計画」を打ち出した。現地在住の台湾人との連携を通じて、関係深化に向けた関連の取り組みを進めてきた。

蔡氏はこれに言及した他、同国の国王ムスワティ3世との会談で、アフリカ諸国の政府要人から台湾についての問い合わせが続出したことを知ったと紹介。アフリカで中国の影響力が強まっているものの、「台湾」の要素が入った経済や対外関係の選択肢を欲しがるアフリカの国もあると指摘。台湾は今後もこれらの国との意思疎通を行い、連携の機会を探っていくとした。

エスワティニは中華民国(台湾)と外交関係を持つ。6日には同国の独立55周年記念式典が開かれ、これに出席するため、蔡氏は4日間の日程でアフリカを訪問。一行は8日午後帰国した。

(温貴香/編集:荘麗玲)