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パーソナルアシスタントを搭載するSUV

日産はコンセプトモデルとして、シャープなスタイリングの電動SUV、アリゾン・コンセプトを発表した。デジタル技術を利用した、ドライバー中心の運転体験が想定されているという。

【画像】19種のEVを発表予定の日産 アリゾン・コンセプト アリア、サクラ、リーフ メガーヌも 全111枚

このアリゾンは、中国の技術者チームによって開発されており、多機能なパートナーになることが目指された。インターネット接続に対応する高度なソフトウエアと、人工知能を用いたサービスで、ドライバーへより快適なカーライフを提供するそうだ。


日産アリゾン・コンセプト

日産のCOO、アシュワニ・グプタ氏は、「中国は、世界で最も高度な技術を要求する市場の1つです。顧客のニーズは急速に変化しており、中国は世界における電動化技術やコネクテッドカーのリーダーといえます」

「市場は一層の電動化と、高度なサステナビリティを求めています。わたしたちは、それを満たすために努力しているところです」

このアリゾンで特徴といえるのが、アップルのシリやアマゾンのアレクサのように、車内で利用できる音声認識に対応したパーソナルアシスタント、エポロ(Eporo)が実装されていること。リアルタイムの交通情報や天気などを、対話で確認できるという。

2030年までに19種のEVを発表予定

顔認証技術を利用し、乗り込んだドライバーの好みでインテリアの間接照明を調整する機能も搭載する。レジャー、リラックス、スリープ、サプライズという、4種類の照明モードが用意されているとか。

ルーフには、自動調光式のパノラミック・ガラスルーフも備わる。必要なら、思い切り車内を明るくすることも可能だ。


日産アリゾン・コンセプト

スタイリングでは、グリルのないフロントマスクと、ストライプ状のシャープなヘッドライト、斬新なツートーンカラーのアルミホイールなどが特徴的。リア側は、ボディ幅いっぱいにテールライトが配され、ボクシーでSUVライクな見た目に仕上がっている。

運転席からの視界を確保するため、フロントピラーは細いが、リアピラーはかなり太い。サイドドアは観音開きで、乗り降りを容易にしている。

ベースとする基礎骨格は、ルノー・日産・三菱アライアンスが開発したCMF-EVプラットフォーム。日産アリアやルノー・メガーヌ E-テック・エレクトリックが採用するものと同じだ。

アリゾン・コンセプトが、このまま量産モデルへ発展する可能性は低いだろう。だが、日産は2030年までの戦略として、19種のバッテリーEVを発表する計画を立てている。そのなかには、目を引くSUVも含まれることだろう。