コロナで需要拡大!医師に聞いた「顔脱毛」のメリットとデメリット
いまや“脱毛は当たり前”の時代ですが、なかでも注目されているのが顔脱毛です。今回は「レジーナクリニックグループ」の総院長・木村真聡先生に顔脱毛について伺いました。
顔脱毛のデメリットを教えてください。顔脱毛のデメリットは主に3つあります。
(1)他部位と比較すると施術回数が多い
顔は産毛が多い場所です。産毛は色が薄く細く、レーザーが反応しにくいため、顔は他部位と比較して、施術回数が多く必要な場合があります。レーザーの設定を適切に行えば効果はきちんとあるのですが、顔の毛は毛周期が短く毛がすぐに生えてくるため、即効性を感じない方もいらっしゃいます。医療脱毛の場合、8〜10回程度を推奨しております。
(2)硬毛化する可能性がある
脱毛には、レーザーの反応で逆に毛が濃く太くなる「硬毛化・増毛化」という症状が出る可能性があります。硬毛化・増毛化がなぜ起こるのかは明らかになっていないため、適切な予防法や改善法が確立されていません。発症する割合は少ないものの、顔には産毛が多いため、他の部位よりもリスクがある部位です。アフターケアや保証があるクリニックなのか事前に確認するのがおすすめです。
(3)毛嚢炎のリスクがある
脱毛後は、肌のバリア機能が一時的に低下しており、雑菌が侵入しやすい状態です。その状態で毛穴に雑菌が入ってしまうと、ニキビのような赤いぶつぶつができる毛嚢炎という合併症が起こる可能性があります。施術後は、雑菌が入らないように肌を清潔に保ったり、保湿を丁寧に行ったりするといいでしょう。
顔脱毛のメリットを教えてください顔脱毛はメリットは主に4つあります。
(1)化粧ノリがアップ
産毛があると、化粧下地やファンデーションが密着しづらいですが、顔脱毛により産毛の処理をすると、肌の凸凹がなくなりピタッと密着して化粧ノリが良くなります。
(2)肌のトーンアップ
産毛は、無色ではありません。薄い色が付いているため産毛が密着していると、くすみの原因に繋がります。産毛を処理することで肌トーンがあがり顔色が明るく見える効果が期待できます。
(3)毛穴縮小効果
毛が生えているとそれだけで毛穴が開いたり、毛の黒色で余計に毛穴が開いていているように見えてしまいます。脱毛をすることで毛が生えなくなれば、それだけで毛穴が引き締まって見える効果が期待できます。
(4)肌質改善
顔は他の部位と比較すると皮膚が薄くデリケートであり且つ「毛周期」が短いと言われています。そのため自己処理を頻繁に行なっている方が多くいらっしゃいます。肌に刃が当たると炎症が起き、肌荒れの原因に繋がります。また自己処理の刺激から肌を守るため、メラニンという色素が過剰に作られ、色素沈着やくすみの原因になることがあります。顔脱毛を行うことで、自己処理の回数は圧倒的に減るため、肌質改善が期待できます。 上記の通り、顔脱毛を行うと産毛が少なくなるというメリットの他に美容効果も実感できます。
顔脱毛の需要は増えているのでしょうか。顔脱毛の需要は年々高まっております。顔脱毛は減毛以外に「美容」の効果も実感できるためです。もう一つの理由は「コロナウイルスの流行」もあると言えます。コロナ禍で美容医療の需要が高まりました。マスク着用や在宅勤務により、このタイミングにと美容医療に興味を持つ方や実際にクリニックに足を運ぶ人が増えました。それは女性だけではなく、男性も同様です。男性の場合は顔脱毛=ヒゲ脱毛ですが、実際に私が総院長を務めるレジーナクリニックオムでも男性のヒゲ脱毛の割合は高まっております。顔脱毛を希望される方の年齢層は幅広いですね。女性の場合は、全身プランに顔脱毛も追加される方も多くおり、人気が高い部位の一つです。
教えてくれたのは

出典: 美人百花.com
木村真聡 先生
大阪大学医学部医学科卒業後、同大学附属病院・一般病院勤務を経て美容医療に転身。美容皮膚科医として10年以上のキャリアを持つ。女性専用レジーナクリニック、男性専用レジーナクリニック オム、そして美容皮膚治療専門エトワールレジーナクリニックの総院長を務めている。すべての人のキレイのため、医療脱毛やシミ・たるみ治療等の美容メニュー、自身監修のドクターズコスメなどを通して、お肌のあらゆる悩みを解決していけるクリニックを目指している。

