ベネチア国際映画祭、台湾から15作品が参加 国際共同製作で台湾ブランドをPR
台湾からは、同映画祭のオリゾンティ部門に台仏共同製作の「為了国家」(For My Country)、映画祭併設のベニス・デイズ部門に「The Last Queen」が出品された。両作品は文策院の国際共同製作プロジェクトの出資を受けた。
同作のマー・チュンツー(馬君慈)プロデューサーや「The Last Queen」の特殊効果プロデューサー、ウェイ・ルーハン(魏如涵)氏は、国際共同製作における台湾の強みについて、人材が高い受容性を持つ点をそろって指摘する。異なる文化を尊重、理解できるため、円滑な意思疎通が図れるのだという。
台湾の国際共同製作はまだ始まったばかりだ。マー氏は、より多くの人材を投入する必要があると話す。言語面での訓練やシステムの受容度、ハード面、ポストプロダクション(撮影後の作業)における環境など、一歩ずつ向上させていく必要があると指摘した。
この他、同映画祭のXR部門「ベニス・イマーシブ」には「遺留」など3作品がノミネートされた。併設マーケット「ベネチア・プロダクション・ブリッジ」の「ベネチア・ギャップファイナンシング・マーケット」には、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)がエグゼクティブプロデューサーを務める「車頂上的玄天上帝」(仮題)など長編劇映画5作品に加え、「鏡子」などVR作品4作品が参加している。
(曽婷瑄/編集:名切千絵)
