焼身自殺を図ったチベット人に黙とうをささげる在台湾チベット人ら

写真拡大

(台北中央社)チベット亡命政府(インド北部ダラムサラ)のペンパ・ツェリン首相は2日、北部・台北市の立法院(国会)で開かれたイベントにビデオメッセージを寄せ、「中国の脅威があったからといって民主主義への信仰を諦めてはならない」と語った。

この日は、同政府のチベット人民代理人委員会の結成を記念するチベット民主主義デーとされる。イベントは在台湾チベット人団体が主催し、立法院人権委員会のウアルカイシ秘書長や立法委員(国会議員)らが出席した。

ツェリン氏は、「民主主義の政府があり、民主制度にのっとり、民主主義の価値を有している」とし、「台湾とチベットは一緒だ」と強調。「われわれは団結し、不屈の精神で民主主義を固く守らなければならない」と語った。

ウアルカイシ氏は、中国政府を残酷な専制主義国家だと批判した上で、多くの中国人民や民主活動家は今でも民主主義を推進していると指摘。中国人民やウイグル人らはいつか腰を下ろして国家のあり方を協議できる日が来るだろうと語った。

イベントでは参加者らによって亡命政府の国歌が歌われた他、焼身自殺を図ったチベット人への祈りがささげられた。

(呂佳蓉/編集:齊藤啓介)