台湾映画「関於我和鬼変成家人的那件事」で警察官を演じるグレッグ・ハン=台北金馬映画祭実行委員会提供

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(台北中央社)台北金馬映画祭実行委員会は30日、11月に開かれる「2022金馬映画祭」の開幕作と閉幕作を発表した。開幕作にはチャン・チンリン(薺霖)監督の「一家子児咕咕叫」(Coo-Coo 043)、閉幕作にはリン・ボーホン(林柏宏)とグレッグ・ハン(許光漢)主演のコメディー映画「関於我和鬼変成家人的那件事」(Marry My Dead Body)がそれぞれ選ばれた。

「一家子児〜」はレース鳩で生計を立てる家族を描いた作品。息子の失踪や経済的プレッシャー、青春の心の荒れなどによってそれぞれの心身が次第に押しつぶされていたところ、一人の流れ者の少年が一員に加わったことで家族の生活に変化が訪れる―という物語が展開される。ヨウ・アンシュン(游安順)やヤン・リーイン(楊麗音)が主演する。

「関於〜」はホラー映画「紅い服の少女」のチェン・ウェイハオ(程偉豪)監督がメガホンを取る。グレッグとボーホンは同作で生死と性別を超えた「夫夫」を演じる。警察官(グレッグ)が事件の捜査中、地面に落ちていた赤い袋を誤って拾ったことで、同性愛者の死者(ボーホン)との「冥婚」を余儀なくされて―という物語が描かれる。

実行委員会は、両作は図らずも共に「家族」を題材とした作品であるものの、現実とファンタジーの間において台湾映画の多様性を十分に示していると紹介した。

同映画祭は11月2日から20日まで開催。10月22日にチケットの販売が開始される。

(王心茵進埆検名切千絵)