持ち前のボールキープからチャンスを作り出した鎌田。(C)Getty Images

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 現地時間8月10日、ヘルシンキで開催された欧州スーパーカップで、鎌田大地と長谷部誠が所属する昨季のヨーロッパリーグ王者フランクフルトが、チャンピオンズ・リーグ(CL)を制したレアル・マドリーと対戦。0−2で敗れた。

 3-4-2-1の2シャドーの一角で先発し、後半途中からボランチでプレーした鎌田は、開始14分に両チームを通じて最初のビッグチャンスを迎えるも、左足のシュートはGKティボー・クルトワにセーブされる。

 それでも、持ち味のキープ力を活かして、欧州王者を相手に堂々たるプレーを披露。名手トニ・クロースをドリブルで翻弄するシーンもあった。

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 そんな日本代表MFにファンも注目。SNS上では「カマダはかなりいいぞ」「カマダっていい選手だな」「モドリッチ以上の出来だった」「ダイチは私を幸せにしてくれる。リーグで最高のアジア人選手だ」「MVPはカマダだ。フランクフルトのアジア人以上に輝いた選手はいなかった」「後半の6番(ボランチ)で、カマダはとても良かった」「カマダのファンが1人だけだとしたら、それは私だ。もしカマダのファンがいなくなったら、私がもう地球にいないということだ」「なんていい選手なんだ」といった声が続々と上がった。

 決定機を外し、試合にも敗れた。それでも、鎌田の評価は急上昇しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部