写真・アフロ

 米Twitterは現地時間4月25日、テスラ社などのCEOを務めるイーロン・マスク氏からの買収提案を受けいれると発表した。買収総額は総額440億ドル(約5.6兆円)。かねてマスク氏とTwitter間のやり取りには注目が集まっていたが、世界一の資産を持つ一個人が世界的SNS企業を買収したことで、日本国内でも大きな話題になっている。

「若かりし頃から会社の設立と合併、売却を繰り返して億万長者となり、現在では宇宙開発や電気自動車業界の “先駆者” といえるマスク氏。

 4月5日にフォーブスが発表した億万長者番付によると、マスク氏は世界一の純資産を持っています。長年首位の座についていたアマゾン会長のジェフ・ベゾス氏を超え、その額は日本円にして約28兆円になります」(現地ジャーナリスト)

 優秀な頭脳と莫大な資産で、新規事業を次々と開拓していくマスク氏は、「不可能を可能にする男」とも言われる。なぜTwitter社の買収に踏み切ったのか、前出のジャーナリストが、こう語る。

「マスク氏は、かねて『現在のSNSは言論の自由が保障されていない』と訴えてきました。確かに、ヘイトコンテンツの増加などで、TwitterやFacebookなどのSNSは規制を強めています。

 3月25日、マスク氏は《言論の自由は、民主主義が機能するために不可欠である。Twitterがこれらの原則を厳格に遵守していると思いますか?》とツイッターでアンケートを取りました。約200万人が回答し、70%が《思わない》という意思表示をしています。

 この結果も踏まえ、買収が完了したのち、マスクはTwitterの “作り直し” に着手するのではないかとされています」

 日本のネット上では、今後のTwitterがどう変わっていくのかに注目が集まると同時に、一個人が世界的なSNS企業を凌駕した事態に驚きの声が上がっている。

《1ヶ月というスピード感で、個人がSNS企業を傘下に収める、歴史的瞬間に立ち会ってる感が凄い》

《Twitter、、、、、結局 世の中お金だ》

《結局世の中金がある奴が勝つ。意思じゃ何も出来んのよ。これから先、このTwitterはイーロンのものよ》

《マスク氏は表現の自由を重んじる姿勢のようだが、フェイクニュースや誹謗中傷といった問題にどう対処するかも注目》

 買収報道が出た後、マスク氏は絵文字やコメントつきの画像を添えて《Yesss!!!》と喜びのツイート。まさに「不可能を可能にした」瞬間だった。