under screen touch id

アップルが将来のiPhoneに向けて画面下Touch ID(ディスプレイの裏に指紋センサーを置き、画面内で認証する技術)を開発中と噂されているなか、今後2年以内にそれを搭載したモデルが発売される可能性は低いとの有力アナリスト予測が報じられています。

この噂の発信源は、アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuoのツイートです。Kuo氏は2021年9月の研究ノートでは、2023年後半には画面下Touch IDを搭載した新型iPhoneを少なくとも1モデル投入されると予想していましたが、最新の発言ではその可能性は低いと方針が転換されています。

最新ツイートでKuo氏は「最新の調査では2023年と2024年の新型iPhoneは、画面下Touch IDを採用しない可能性があるようです。iPhoneのマスク姿でFace ID解除は、すでに優れた生体認証ソリューションです」と述べています。

やはりアップルの内部情報に精通するBloombergのMark Gurman氏らも、iPhone 13の試作段階で画面下Touch IDをテストしていたものの、採用は見送られたと報じていました。その時点からも、進捗があまりなかったと推測されます。

画面下Touch IDは、Face IDがマスク姿で使えない場合は便利と思われました。が、iOS 15.4では(iPhone 12シリーズ以降)「マスク付きFace ID」機能が導入され、不満のほとんどは解消されている感があります。

たしかにiPhoneにFace IDと画面下Touch IDが両方とも備わっていれば顧客のメリットも増す、との見方もできますが、Kuo氏は当分その必要はないと考えているようです。

また今後のiPhoneに、最新のiPad mini等と同じ「側面の電源ボタン内蔵のTouch ID」が付けられる可能性も否定はできませんが、そうした噂話も聞こえてきません。

アップルはFace IDのセキュリティがTouch IDよりはるかに強固だと謳っており、また部品点数を減らしてコストを下げるためにも、Face IDとあまり乗り気ではないのかもしれません。

Source:Ming-Chi Kuo(Twitter)

via:MacRumors