スマホの裏に円形スマートウォッチ? 新トレンドは便利な丸い背面サブディスプレイ!
他人にスマートフォン画面を見られないためにする所作だ。
しかし画面を伏せておくと、通知や電話がみられない。
バイブ設定や通知音をオンにしていればよいが、いざ通知で振動や通知音がするとビックリしたり、周囲の注目を浴びたりして、気まずくなることもあるだろう。
ならばスマートフォンの画面を伏せて置いたまま、通知や電話を受信できたら便利ではないだろうか。
実はそんな希望がもうすぐ叶うのである。
背面に小型ディスプレイを搭載したスマートフォン、Unihertzの「TickTok」が登場するのだ。
TickTokはタフなボディーを搭載したアクティブ系スマートフォン。
本体の形は縦に引き延ばした六角形で、5Gにも対応した最新のスマートフォンだ。

Unihertzのタフネススマホ、TickTok
このTickTokの背面は、まるで腕時計が張り付けられたかのようなデザインだ。
時計の画面部分は1.3インチ、360 x 360ピクセルのディスプレイになっており、スマートウォッチのようにも見える。
TickTokは本体を裏側にして置いても、この背面の小型ディスプレイを使ってある程度の操作ができるのだ。

本体の裏側にはスマートウォッチのような丸いディスプレイが張り付けられている
スマートフォンを裏返しにして置いておくと、電話がかかってきたときは本体を手に取って裏返して、誰からかかってきたかを確認しなくてはならない。急用ではない電話だったりすれば、かなり面倒で無駄な手間にうんざりしてしまう。
しかしTickTockなら電話がかかってきた際、背面ディスプレイに相手の名前や電話番号が通知されるので急用か否かも判断できるし、必要ならタッチしてそのまま受信することもできる。
またSNSの通知もサブディスプレイに表示されるので、メッセージを確認するためにいちいちスマートフォンを手に取って裏返して確認する必要もない。さらにサブディスプレイの表示内容は必要最小限なため、他人に余計な情報を見られる心配もない。
ちょっとしたことだが、TickTockの背面ディスプレイは、
・本体を裏返してプライバシーを守る
・必要なコミュニケーションはとれる
このように一石二鳥の設計なのだ。

背面ディスプレイで電話の受信や通知を見ることができる
このサブディスプレイからはアプリの起動も可能で、現時点では音楽プレイヤーとカメラを使うことができるようだ。
音楽プレイヤーは本体に保存した曲名を表示し、再生・停止や早送りなどの操作ができる。TickTockを裏返して机の上に置いたまま音楽プレイヤーとしても使えるわけだ。
テレワーク中にBGMを流したい、なんて時にも使える機能だろう。
またカメラを起動すると、サブディスプレイをプレビュー画面として使うこともできる。
背面の高画質な4800万画素カメラを使って自撮りができるということだ。
TickTockには800万画素のフロントカメラも搭載されているが、ちょっと暗い室内などでは自撮りをしても写真にノイズが入るなど美しく撮影できない。サブディスプレイを使いながらメインカメラで撮影すれば、フラッシュも併用するなどして綺麗な自撮りができるのである。

メインカメラを使った自撮りもできる
なおサブディスプレイの時計表示は、文字盤を数十種類からカスタマイズできる。
自分で撮影した写真を文字盤にすることもできるので、お気に入りの写真や自分のSNSアイコンの顔写真を表示してもいいだろう。
実は背面にサブディスプレイを搭載するスマートフォンはシャオミなどからも数機種販売されている。しかしTickTockのような円形のディスプレイではないため、通常はデジタル時計を表示するなど活用方法は限られている。
TickTockはサブディスプレイを円形にしたことで、時計を表示させるだけでも文字盤を自在にカスタマイズできる。サブディスプレイを円形にしただけで、スマートフォンの楽しさと使い勝手が意外なほど向上するのだ。
まだまだスマートフォンもアイディア次第で面白い製品を生み出せる、TickTockはそれを証明した製品と言えるだろう。
執筆 山根康宏
