中国が日本人に人気の移民先だと? それは「正確ではない」=中国
記事はまず、外務省の統計を引用し、2020年10月の時点で中国在留邦人は11万1769人だったと紹介した。これは海外在留邦人の約1割に過ぎないが、それでも中国は米国に次いで日本人が2番目に多い国なので、「中国で暮らす日本人が多い」という指摘はあながち間違ってはいないと理解を示した。
そもそも、外務省のいう「海外在留邦人」とは、3カ月以上滞在する人のことを指しており、中国の在留邦人の多くが永住権を持ってはいないと記事は指摘した。中国では基本的に移民を受け入れない政策を取っているので、こうした在中日本人は仕事や留学などで滞在しているだけで、そのほとんどが日本国籍を維持したまま、中長期で滞在している人たちだ。
それで記事は、中国は米国に次ぐ在留邦人の多い国であることには違いなく、上海に多くの日本人が住んでいるのも間違いないと伝えた。しかし、蘇州や広州に住む日本人はそれほど多くはなく、中国の永住権を取得している人はごくわずかなので、中国が日本人に人気の「移民先」となっているというのは正確な情報ではないことを指摘している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
