国産半導体材料ガス大手の広東華特気体、四川省での大型プロジェクト発表で急騰
国産半導体材料ガス大手の広東華特気体、四川省での大型プロジェクト発表で急騰
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上海証券取引所の科創板で14日、電子材料ガス大手の広東華特気体(証券コード:688268)の株価が急騰し、前日比20.00%高の値幅制限に達する91.99元で取引を終えた。
同社は10日、四川省自貢市の沿灘ハイテク産業パークに6億5800万元を投じて「華特気体西南本部」を建設する計画を発表。13日には同市沿灘区政府との間でプロジェクト調印式が行われ、14日午前に現地メディアが調印式の様子を報じたタイミングと前後して株価が急上昇した。
同社は半導体の製造に用いられる電子材料用フッ素系高純度ガスを主力とし、工業ガス全般とその設備の開発、販売を手掛けている。1999年に設立され、2019年に上海証券取引所の科創板に上場した。同社のウェブサイトによれば、中国国内の8インチ集積回路メーカーの80%を顧客としてカバーしており、中芯国際、京東方など中国国内電子製品メーカーが抱えていた多種のガス材料を輸入に頼る状況を解決したという。2021年1〜9月期の営業収入は前年同期比45.57%増の9億9491万2958.07元、純利益は同39.09%増の1億302万3298.39元となっている。
一方、同社が「西南本部」を建設する沿灘ハイテク産業パークは、同市が今年7月発表した「産業名城プラン」の柱となる工業パークの一つで、「全国におけるフッ素材料産業の高地」を掲げて企業の誘致を進めている。同社はこの計画を「国の政策と会社の戦略的発展における必要性に合致している」と説明し、土地引き渡し日より6か月以内の着工、着工から24か月以内の完成、生産開始というスケジュールを示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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