フォード謹製!? 83年前のトマトジュースが、衝撃の価格で落札!
農家に生まれたヘンリー・フォードは、自動車生産で得た莫大な財産の一部を農業に注ぎ込んだ。フォードの工場からほど近いディアボーンでは、最小限の人員で運営されている酪農場があり、機械化による効率向上を証明していた。ケンタッキー州ストーンにあるフォードの炭鉱では、労働者とその家族が「石炭キャンプ」で暮らし、貧しい山の土壌を耕して果物や野菜を栽培していた。有名な話だが、ヘンリーは自動車のボディパネル製造に適した植物由来のプラスチックを求めて、ミシガン州南東部の1万2000エーカー以上の土地に大豆を植えた。また、1930年代には食糧を生産し、世界大恐慌の被害を受けた人々に配給した。
1938年、ディアボーンの現在のフォード本社跡地でトマトが栽培され、その年の9月には30人の少年と6人の男性が、3週間かけてフォード・トマト・ジュースを瓶詰めにした。5万2505ケース分が収穫され、多くのボトルが残っているが、未開封のものはこれだけだ。RM Sothebyの”Auburn Fall”オークション(9月2日〜5日)にノーリザーブで出品され、83年の時を経て付けられた値段はなんと6325ドル(約70万円)と、驚きの金額となった。
編集翻訳:伊東和彦 (Mobi-curators Labo.) 原文翻訳:オクタン日本版編集部
