誕生した赤ちゃんには3つの頭が…

写真拡大

インド北部ウッタル・プラデーシュ州で今月12日、3つの頭を持つ赤ちゃんが誕生した。赤ちゃんは後頭部の後ろに2つの頭が連なっており、人々は「神の化身」と呼んで崇めているという。

【この記事の他の写真を見る】

印ウッタル・プラデーシュ州マインプリ地区に住むラーギニーさん(Ragini)は12日朝、急に陣痛が始まり、同地区クスマラの病院で赤ちゃんを出産した。当時妊娠9か月だったラーギニーさんは妊娠中には全く異常がなかったが、誕生した赤ちゃんには頭が3つあった。

メディアが公開した写真や動画では、赤ちゃんの後頭部に2つの頭がお団子のように連なっているのが分かり、家族だけでなく医師らもかなりの衝撃を受けたようだ。

『India.com News』によると、「奇形の赤ちゃん誕生」のニュースは瞬く間に広がり、病院には赤ちゃんを一目見ようとたくさんの人が押し寄せたという。そして親子が退院すると今度は自宅前に人だかりができ、人々は赤ちゃんを「神の化身」と呼んで祝福しているそうだ。

なお赤ちゃんについて『The Daily Star』は「2つの頭は重そうだが、頭部に不快感や痛みは感じていないようだ」と報じており、医師は「母子ともに健康状態は良好」と述べている。

ただ家族は、赤ちゃんの今後の成長への懸念があるのだろう。未だに不安がぬぐい切れず、遠方から次々とやってくる村人たちにウンザリしている様子だという。

ちなみに昨年6月には、ウズベキスタンで頭が2つある結合双生児が誕生した。家族は中絶を勧められたものの妊娠を継続し、赤ちゃんは一進一退を繰り返していたものの9日後に亡くなった。

画像2〜4枚目は『The Daily Star 2021年7月13日付「Three-headed baby hailed as incarnation of God after seemingly ‘normal’ pregnancy」(Image: Jam Press/Rare Shot News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)