クロアチア代表、「歴代最高のベストイレブン」

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EURO2020のベスト16でスペイン代表とのビッグマッチを戦うことになったクロアチア代表。3年前のワールドカップ2位チームが、初の欧州王者にまで駆け上がれるかが注目される。

今回はそのクロアチア代表の「歴代最高ベストイレブン」をご紹介する。

GK:ドラゼン・ラディッチ

現在クロアチア代表でアシスタントコーチを務めているドラゼン・ラディッチは、ディナモ・ザグレブでキャリアのほとんどを費やした選手だ。クロアチア代表で59試合に出場し、3位となった1998年ワールドカップで素晴らしいパフォーマンスを見せた。

114試合に出場したスティペ・プレティコサや、2018年の2位に貢献したダニイェス・スバシッチも捨てがたいところだが…。

右SB:ダリヨ・スルナ

もちろんクロアチアの右サイドバックといえばダリヨ・スルナである。その評価はこの10年以上全く変わることがなかった。そしてキャプテンとしてもチームに大きく貢献し、惜しまれつつスパイクを脱いだ。

2003年以来プレーしたシャフタール・ドネツクでも絶対的な存在で、ウクライナ・プレミアリーグを10回も制覇することに成功している。引退後はそのシャフタールでアシスタントコーチとなり、後にフットボールディレクターを任された。

CB:ロベルト・コヴァチ

ベルリンで生まれたコヴァチ兄弟の弟、ロベルト。キャリアのほとんどをドイツ・ブンデスリーガで過ごし、レヴァークーゼン、バイエルン・ミュンヘン、そしてボルシア・ドルトムントでプレーした。そしてユヴェントスにも2年間所属している。

堅実なセンターバックとして高く評価された彼は何年もの間クロアチアの背骨となり、2回のワールドカップとEUROに出場。84capを獲得している。

CB:デヤン・ロヴレン

トゥドールやシュティマッツ、シミッチ、ビリッチ、ヴィダなど名選手がいるクロアチアであるが、ワールドカップでの準優勝という点を踏まえてもインパクトを残したデヤン・ロヴレンを選ぶことになるだろう。

一貫性という点では欠けている部分があるものの、有り余る自信と闘争心によってプレーする唯一無二のセンターバックだ。

左SB:ロベルト・ヤルニ

今なお伝説として語り継がれるウイングバックだ。チョルルカと迷う選出とはなるが…。左サイドで傑出したプレーを見せ、クロアチア代表で重ねた出場数は81。ゴールは1回だけだが、これはワールドカップ準々決勝のドイツ戦でのもので、その重要性は計り知れない。

ハイデュク・スプリトでデビューした彼はその後イタリアやイングランド、スペインの様々なクラブでプレーし、ユヴェントスやレアル・マドリーにも所属。ビッグクラブで活躍したとまでは言いがたいものの、当時のクロアチアでは絶対的な存在だった。

MF:ニコ・コヴァチ

攻撃的なタレントが多いクロアチア。イレブンを選ぶのであれば守備的なミッドフィルダーには堅実な選手が必要だ。それならニコ・コヴァチを入れることで解決が図れるだろう。

この世代における真のリーダーであり、ピッチ上の監督でもあった。ベルリン生まれであるがクロアチアの魂を備え、溢れる闘争心を見せつけた。代表では83試合に出場し、引退後は監督にも就任している。

MF:イヴァン・ラキティッチ

クロアチアの中盤を選ぶのがとても難しいことは理解してもらえるはずだ。新しすぎるセレクションになるかもしれないが、ラキティッチは間違いなく歴史上でもトップクラスの選手だ。

セビージャで欧州タイトルを獲得し、そしてバルセロナで世界最高クラブの中心になった。しかも何年もの間欠かせない存在になり、さらに2018年ワールドカップでは準優勝。数多くのレジェンドを超えたと言えるだろう。

MF:ルカ・モドリッチ

もちろんラキティッチとともに代表を長く支えてきたルカ・モドリッチは入れざるを得ない選手だ。バルセロナのサポーターが選出したとしてもベストイレブンに加えるだろう。

チャンピオンズリーグ4回優勝、2018年ワールドカップで準優勝。クロアチア最優秀選手賞6回獲得し、バロンドールにも輝いた。代表でも140capを獲得しており、もはや並び立つ者もいない。

MF:ズヴォニミール・ボバン

クロアチア代表の「象徴的なキャプテン」であり、今なおサッカーファンから最も人気があるアイドルだ。1990年に行われたディナモ・ザグレブとレッドスターの試合では、母国サポーターを守るために警官を攻撃し、出場停止になった。

その後ACミランで長く活躍を見せ、チャンピオンズリーグ制覇も経験。クロアチア代表では1998年ワールドカップでの3位入賞に貢献し、51試合に出場して12ゴールを決めた。

FW:マリオ・マンジュキッチ

イヴィツァ・オリッチも捨てがたいものの、ここは2018年ワールドカップでの2位を考慮してマンジュキッチを選ぶことにした。代表では89試合に出場して33ゴールを決めており、これは同国2位の記録である。

バイエルン・ミュンヘン、アトレティコ・マドリー、そしてユヴェントスとビッグクラブで重要な存在になった彼。2007年から2018年までクロアチア代表でも貴重な「仲間のために献身できるストライカー」だった。

FW:ダヴォール・シュケル

そして最後はもちろんシュケルである。セビージャやレアル・マドリー、アーセナル、ウェストハムでプレーした彼は、クロアチア代表で69試合に出場して45ゴールを奪取した名アタッカーだ。この記録は未だ誰にも破られていない。

1998年ワールドカップでは大会6ゴールを決めて得点王に輝く。またレアル・マドリーでも欧州王者に輝くなどキャリアの頂点を極め、引退後はサッカー連盟会長としてクロアチアに貢献している。

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他にも個性的で愛される選手が多いクロアチア。また近年はイヴァン・ペリシッチやダニイェル・スバシッチらの貢献も見逃せないところだが…それぞれのファンにそれぞれのベストイレブンがありそうだ。