中国メディアは、日本の職業教育体系の充実ぶりについて紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・新華社は28日、日本の職業教育体系の充実ぶりについて紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本の職業技術教育が100年余りの発展を経て、成熟、充実し、法規面でも制度面でも健全な教育体系を構築しているとし、多階層、多形態、産学連携といった鮮明な特色を持つとともに、社会の職業教育に対する認知度、受け入れ度が高くなっているとした。

 そして、日本では大学を受験する高校3年生は全体の半分に満たず、大学進学の道を選ばなかった生徒の多くは職業教育を受けたり、そのまま就職して会社の中で職業教育を受けながらキャリアを積むという進路を選択するのだと紹介している。

 その上で、日本の職業技術教育体系について、学校の体系下にある文部科学省管轄の職業教育と、学校体系外の厚生労働省管轄による職業教育体系の2つに大きく分かれると説明。学校体系内の職業教育学校には専門高校、専修学校、職業大学、高等専門学校、短期大学、専門職大学院などがあり、修業年限は2〜5年とさまざまであるとしたほか、教育内容は保育、介護、法律、会計、外国語、ビジネス、歯科、美術、美容、製菓など実に多種多様であると伝えた。

 また、学校教育以外では、一部の企業において充実した企業内職業技術教育の体系を持っており、学校教育の不足部分を補完していると紹介。「日本の実体経済発展を支える人材を確保する役割を担っている」とした。

 記事は、日本では職業教育が社会のニーズ、雇用のニーズと良い形でリンクしており、職業教育のカリキュラムもこれらのニーズに基づき毎年調整が行われていると伝えたほか、実際に働いている人が仕事の傍らで職業教育機関に赴き、より実用性の高い知識や技能を学ぶ機会も充実していると紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)