“まほやく”はオタクの情緒を狂わせる。スマホゲーム『魔法使いの約束』キャラ21人の魅力を徹底紹介
届かぬ月に恋をして、魂が砕け散った世紀の天才と。
【画像44枚】『魔法使いの約束』“歪み”を抱えた、美しく愛おしい21人の魔法使いたち
大切な友に裏切られ、火炙りになった救国の英雄と。
愛を知らないまま、長く生き過ぎてしまった神様と。
そんな、一癖も二癖もある彼らと心を繋ぐ「賢者」になって、月に愛された傷だらけの世界を救う物語を始めませんか?
重厚な世界観と、圧倒的なストーリーで綴られる、スマートフォン向けアプリゲーム『魔法使いの約束』。
本記事では、実際に半年以上『魔法使いの約束』をプレイしている「賢者」の筆者が、21人の魔法使いたちの魅力を徹底的に語り尽くします!
※そして重大なネタバレを含みますのでご注意ください。
先に申し上げますと、キャラクター紹介だけで字数がすごくなってしまったので、ゲームに関する基本的な情報は最後のページにある不親切設計です。
そもそもどんなゲームなの? って方はまず最後のページから読んでください、ごめんなさい。
そうしてでもキャラクター紹介を思う存分したかったんです! だって魅力的なキャラしかいないから!
正直、色々な楽しみを奪われ、心が虚無になりかけていた2020年の中で、『魔法使いの約束』のおかげで感情の起伏をなんとか維持出来たと思っています。
それどころか情緒が狂う、マジで。
それぞれが歪みを抱えた、美しく愛おしい魔法使いたちを21人全員紹介
賢者歴半年の筆者による、美しく愛おしい魔法使い21人を、主観を混えて紹介します。
ちなみに筆者は南の国の魔法使いフィガロ推しです。
『魔法使いの約束』の世界では、大陸が五つの国に分かれており、特徴も様々。
〈大いなる厄災〉と呼ばれる、この世界の脅威である大きな月に立ち向かう使命を負った「賢者の魔法使い」たちは、国ごとに選ばれているため、その国々の特徴が強く出ています。
また、賢者の魔法使いたちの半数が〈大いなる厄災〉との戦闘により、それぞれ「奇妙な傷」を負っていて、賢者は賢者の持つ不思議な力でその傷の影響を弱めることができます。
大陸の中心にある向上心が高めの国【中央の国】
■世界最強の子煩悩ギャップ萌えパパ魔王|オズ(VOICE:近藤隆)
かつて世界の半分を支配したことがある最強の魔法使い、それがオズです。
元々は北の国に城を持ち、出身も北の国なのですが、何の因果か中央の国の魔法使いとして召喚されています。
子供の頃に北の魔法使いであるスノウとホワイトに拾われ、彼らの弟子として一緒に暮らしていた過去があります。
中央の国の王子であり、魔法使いでもあるアーサーが北の国に捨てられた際、吹雪の中でアーサーの命を救ったのはオズでした。
退屈しのぎに魔力の強いアーサーを拾い、じゅうぶんに育ててから殺して自分の力にするつもりでしたが、一緒に暮らしていく中で、オズにとってアーサーはかけがえのない存在になっていきます。
恐ろしい逸話を世界中に残し、威圧感を放つ外見や喋り方をしていますが、賢者のために草笛を吹いてくれたり、中央の国の魔法使いたちを相手にパンケーキの焼き方を教えている、なんてワンシーンも。
アーサーや賢者、他の若い魔法使いたちを相手にしている時の、オズがふと見せる優しげな声と表情は、ギャップ萌えという言葉では片付けられません。
オズは〈大いなる厄災〉による「奇妙な傷」のせいで、夜に強い魔法を使うと眠ってしまうという弱点があります。
賢者である主人公に触れていると問題なく魔法が使えるため、そこで生まれる賢者とオズの関係性がエモいんですよね…。
口数が少なく、あまり人前に姿を現さないオズが、数千年生きてきてやっと心を開いたのがアーサーなんですよ…擬似親子尊い…。
■頼むから無茶しないでくれ正統派光の王子|アーサー (VOICE:田丸篤志)
中央の国の王子であり魔法使いでもあるアーサーは、心優しい好青年です。
アーサーが4歳の頃、母親である王妃の命令で北の国に捨てられたところを、オズに拾われています。
それからオズの元で9年間、魔法を教わりながら暮らしたのちに、父親である中央の国の王が病に倒れたために中央の国に連れ戻されました。
大人たちの勝手に振り回されたアーサーですが、彼は誰を恨むこともなく、人間と魔法使いが共に暮らしていける世界を作っていくために尽力しています。
王子としての責務を果たすため、気を張っているところもありますが、誰にでも分け隔てなく接することが出来る本当にいい子です。
幼い頃からやんちゃで、無鉄砲なところは今も変わらず、アーサーを見守るオズと賢者の肝を冷やしてきます。
魔王時代のオズの行いが記されている歴史を、間違ってる! と言いながらゴリゴリ修正を掛けていくオズ過激派でもあります。
オズの強大な魔法が「私や賢者様に向けられることは決してありません」と言い切るほど、オズを信じ、敬愛しています。
それほど、アーサーにとってオズと暮らした数年間は大切なものだったのでしょう。
プレイヤーの前代賢者の影響で「合コン」と言う言葉をいたく気に入っており、連呼しては賢者を戸惑わせます。
頼むから無茶しないで…長生きして…。
■私のこと好きでもないくせに脈アリみたいな態度やめて騎士様|カイン ( VOICE:神原大地)
22歳と若いながらも、中央の国の元騎士団長であるカインは、気さくで面倒見のいい兄貴肌なイケメンです。
アーサー曰く、格好良くて、頼もしくて、気さくで、仲間思いで、彼ほど欠点のない人はいないでしょう、と言わしめるほどの好人物。
圧倒的陽キャ、むしろ太陽そのものみたいな男なので、たまに眩し過ぎて賢者の目が焼かれます。
私が初めて『魔法使いの約束』をインストールし、一目惚れしたのはカインでした。
そんなカインですが、彼の右目は蜂蜜と朝焼けの光を溶かして混ぜたような、美しい金色をしているのですが、左目は色が違います。
実はこのオッドアイは後天的なもので、その原因になったのが、北の国のオーエンという魔法使いの存在です。
オーエンは、カインがまだ騎士団に在籍していた頃、騎士団を襲ってカインの左目の眼球と自分の左目の眼球を、魔法で無理やり交換してしまいました。
この一件のせいでカインは魔法使いであることが騎士団にバレてしまい、騎士団長を解任されているという踏んだり蹴ったりっぷりです。
ちなみに、蜂蜜と朝焼けの光〜のという表現は、オーエンがカインの瞳の色を例えた時のものになります。
また、ゲーム内でカインとオーエンを一定の回数育てると、「因縁の二人を育てし者」という称号をもらえます。
カインにも「奇妙な傷」があり、その影響で相手に触れるまでその姿を見ることができない、という結構不便な身体になっています。
なのに眼球を交換したオーエンだけは、触れなくても見えるんですよ…因縁つよ…。
■これから美味しいものいっぱい食べて色んなところに一緒に行こうね|リケ (VOICE:永野由祐)
中央の国の辺境にある謎めいた教団で、「神の使徒」として育てられた美少年がリケです。
美しい金髪に、大きなグリーンの瞳を持った、まさに天使のような男の子。
リケは、教団の「魔法使いは人に尽くすべき」という教えを正しいと信じたまま、賢者の魔法使いに選ばれて、はじめて教団の外に出ました。
教団の司祭に今まで教えられてきたことが、リケにとって世界の全てでした。
しかし、外の世界に出て、他の魔法使いたちとの交流を経たリケは、自分が何を好きか、何が嫌いかを徐々に考えられるようになっていきます。
世の中のものを「良いもの」「良くないもの」と分断していたリケは、それ以外があるという現実に触れて、手探りで世界を広げて行くのです。
魔力が強く、その素質はオズも認めるほどのもので、リケ自身も強い魔法を使うことを気持ち良いと感じてしまう危うさも持っているキャラクターです。
賢者の魔法使いに選ばれてからは、東の魔法使いである料理人のネロが作ったご飯の美味しさに目覚め、目を輝かせながら色々なものを食べています。
そんな彼の姿は賢者の母性にクリティカルヒットです。
おばちゃんがリケの好きなだけオムレツ作ってあげるから、たくさん食べて大きくなってね…。
強さこそが全ての弱肉強食の国【北の国】
■最愛の人を殺してしまった最高齢お茶目双子おじいちゃん|スノウ (VOICE:鈴木千尋)
艶のある黒髪に大きな瞳、ショートパンツにニーハイと、一見オタクの夢を詰め込んだような美少年に見えますが、この世界で最も長寿の魔法使いが、北の国の魔法使いであるスノウとホワイトです。
強さこそ全て、弱者は生き残れないか誰かに従うしかないという弱肉強食の北の国で、数千年も生きている彼ら。
ひとりで北の国を彷徨っていた、フィガロという魔法使いを弟子にした後、幼かったオズを叩きのめして連れ帰り、ふたりの師匠として四人で暮らしていた過去があります。
とある出来事がきっかけで、一番大切な存在だったホワイトを、スノウは殺してしまいました。
悲しみのあまり、スノウは魔法でホワイトの魂をこの世界に留まらせて、幽霊となったホワイトと今も一緒に過ごしています。
長寿で、北の国の魔法使いたちを取りまとめる先生役であるスノウは、とても頼りがいのある存在ですが、同時に人間を小動物のように愛でる視点も持ち合わせているため、たまに発言が怖いです。
スノウとホワイトにも「奇妙な傷」があり、月が昇る時刻になると、ふたりは絵の中に閉じ込められてしまいます。
よく北の魔法使いたちに放り投げられていて大変そうです。
自由に大人の姿にもなれるのですが、あまりの色気に賢者はスノウ様…以外言えなくなりました。
■最愛の人に殺された最高齢お茶目双子おじいちゃん(霊)|ホワイト( VOICE:寺島拓篤)
スノウの双子であるホワイトは、とある出来事をきっかけにスノウ自身の手にかけられ、今は幽霊としてこの世界に存在しています。
スノウよりもホワイトの方が少しワガママな面があり、試すようなことを言っては不機嫌になってスノウを困らせています。
スノウの魔法を頼りに、この世界に留まることが出来ている幽霊という自覚はちゃんとあるので、たまに寂しいことを言ってくるのが辛いです。
ホワイトも自由に大人の姿になれるのですが、スノウとは異なる大人の魅力と美しさがたまりません。
■好きな食べ物は消し炭! 自他共に認める顔の良い色気溢れるぼんやりさん|ミスラ (VOICE:高橋広樹)
公式サイトのキャラクター紹介文で「濡れたような色気を放つ美青年」と書かれている、ぼんやり色男がミスラです。
「奇妙な傷」の影響で、満足に眠れなくなってしまったため、目の下の隈がひどくなっているのですが、それでも顔の良さにはあまり影響はありません。
1周年イベントの限定エピソードで、賢者に「寝ぼすけちゃん」、または「ミミ」というあだ名を付けられた身長187センチの北の魔法使いです。
オズに次いだ魔力の持ち主で、いつかオズを殺して最強になると心に決めており、むらっとしたらオズを殺しに行っては返り討ちに遭っています。
気に食わないことがあったらすぐ相手を殺そうとするため、世間からは北のミスラの姿を見たものは生きていられない、と言われるほど恐れられている…のですが、賢者のことはそこそこ気に入ってくれている様子。
贈り物をしてくれたり、生家を案内してくれたり、彼なりに賢者を喜ばせようとしてくれる姿を見るとこう…胸が…ぎゅっとなります…。
『魔法使いの約束』には料理を作るミニゲームがあるのですが、料理に失敗すると出来上がる「消し炭」をボリボリ食べてくれるので食材が無駄になりません。
初めのうちは不慣れだと消し炭を量産してしまうため、全部ミスラに食べさせましょう。
親愛度が爆上がりします。
■カインと強制眼球交換を行った動物とお話することが出来る毒舌甘党美人|オーエン (VOICE:浅沼晋太郎)
好きなこと、ひとりでいること。
得意なこと、死ぬこと。
中央の国の魔法使いであるカインから左目を奪い、自分の左目と強制的に交換した北の魔法使いがオーエンです。
基本的に魔法使いは心で魔法を使うため、自然や心が穏やかになる場所を好みますが、オーエンだけはなぜか人の「悪意」や「恐怖」から力を得ています。
そのせいか、オーエンの口から出る言葉の数々は、意地悪で毒気を含んだものが多く、色々な人から恐れられています。
また、オーエンは魂をどこかに隠しているため、何度でも死んで、何度でも生き返ることが出来るという、他の魔法使いたちと比べても異質な存在です。
怖くてやばい印象が強いですが、実は甘いものが大好きで、動物とお話できるという一面も。
オーエンにも「奇妙な傷」があり、傷のせいで不意に小さな子供のような人格に変わってしまいます。
人格が変わったオーエンは、幼い子供がするような遊びが大好きで、すぐに泣いたり笑ったりするので、平時のオーエンとの温度差に何度見ても驚きます。
子供のような人格の時はカインによく懐いており、宿敵であるオーエンに懐かれるという状況に、カインも困惑気味です。
オーエンの過去は謎めいており、家族に関する記憶もないようです。
加えて、「奇妙な傷」の人格の時の記憶も彼にありません。
過去、飲まず食わずのまま100年ほど地下に閉じ込められていたのでは…? と匂わされていたり、好んで使役しているケルベロスになぜか嫌われていたりと、謎の多い存在です。
CVの浅沼晋太郎さんの演技も相まって、恐ろしくも妖艶な雰囲気が人を惹き付けるキャラクターです。
■知れば知るほど好きになる盗賊団の元ボスで現囚人の愉快な兄ちゃん|ブラッドリー (VOICE:日野聡)
元々は泣く子も黙る大盗賊団のボスでしたが、スノウとホワイト、フィガロの手によって投獄された囚人の魔法使いがブラッドリーです。
最初は、横柄で短絡的、自尊心の高い乱暴者…のような印象を抱いてしまっていたのですが、ブラッドリーはそれだけではありません。
知れば知るほど、彼のスマートさや知性の高さ、人心掌握力の高さやカリスマ性に胸を撃ち抜かれてしまいます。
馬鹿なやつは嫌いじゃないと言うブラッドリーは、弱いながらも自分の力以上のことを成そうとする勇気をちゃんと認めてくれる、最高のボスです。
東の魔法使いであり料理人のネロの料理をこよなく愛し、よくつまみ食いをしてはネロに怒られています。
おいしいごはんが大好きなせいか、とにかく食レポがびっくりするくらい上手いです。
「奇妙な傷」により、くしゃみをすると瞬間移動をしてどこかに行ってしまう愉快な一面も。
攻撃魔法が得意そうな風貌ですが、こう見えて一番得意な魔法は自他にかける「魔力強化」という、もう、どこまでかっこいいんですかボス。
本来なら囚人なので投獄されていたのですが、賢者の魔法使いに選ばれていることにより、スノウとホワイトの監視を条件に外を歩き回っています。
北の魔法使いの中では最も常識的で、最も人の心のなんたるかを理解できているのが、一見粗野に見えるブラッドリーなのもエモポイントです。
魔法使いへの差別が強く残る国【東の国】
■引きこもりで呪い屋をしていた生徒想いな真面目で優しい先生|ファウスト (VOICE:伊東健人)
引きこもりの陰気な魔法使いと見せかけて、笑顔がめちゃくちゃかわいい東の魔法使いがファウストです。
中央の魔法使いアーサーの祖先であり、中央の国の初代国王アレク・グランヴェルの幼なじみで、共に革命軍を立ち上げていた過去があります。
人間と魔法使いが共生出来る国づくりに励んでいましたが、アレクの裏切りによりファウストは火炙りにされてしまいます。
その一件以降、悔やんだアレクにより中央の国では救国の英雄として祀り上げられていますが、彼自身は人間たちを恨み、呪い屋としてひっそりと生きていました。
人間なんて嫌いだ、とファウストは何度も口にしますが、それでも元々高潔な人物である彼は、最後までアレクを呪うことはありませんでした。
一見近付き難い雰囲気を出していますが、東の魔法使いたちの先生役として振る舞う姿は真面目で丁寧で、呪い屋なんてものが彼に向いていないことが伝わってきます。
革命軍時代に従者だった、南の魔法使いレノックスに負い目を感じており、優しい人が優しいが故に苦しんでいる姿に切なくなります。
以前はフィガロに師事しており、師弟関係にあったのですが、いろんな諸事情により関係が拗れて何百年も離れたまま、賢者の魔法使いとして再会してしまいました。
指導力に優れ、教え方も丁寧であるため、東の魔法使いたちからは尊敬と信頼を集めています。
個人的には、たまに見せる笑顔や、砕けた口調が本当に好きなので、優しすぎるファウストが、幸せになる未来を自分で選んでくれたらいいなと思っています。
■自信満々で大胆不敵な生命力強めのヒースクリフガチ勢|シノ (VOICE:岡本信彦)
東の魔法使いであるシノは、元々孤児でした。
東の国の大貴族、ブランシェット家に使用人として仕えることになり、ブランシェット家の息子であるヒースクリフと出会って、彼の世界は大きく変わりました。
ヒースクリフの両親を旦那様、奥様と呼んで慕い、ヒースクリフや彼の両親のためなら命を賭けることすら厭わない性格です。
シノはヒースクリフを主君と呼んで守っていますが、ヒースクリフはシノを従者であり友人でもあると思っているため、まだまだ子供のふたりの関係性はぐらぐらと揺れています。
ただの友人という枠に収めるには歪みすぎて、お互いに大切に思っているのに、どこかまっすぐ伝わっていないように見えるのがもどかしいです。
シノはかっこいい、すごい、という褒め言葉を好み、ヒースクリフへの称賛の言葉を自分のことのように喜びます。
身近なひとを強いカブトムシのように思っているところがあるなど、17歳という年相応に可愛らしい面も。
『魔法使いの約束』では親愛度をあげると、親愛ストーリーという特別なエピソードを読むことが出来るのですが、シノの親愛ストーリーはガチでボロ泣きしました。
素直で真っ直ぐなシノの未来が、どうか彼にとって幸福でありますようにと願わずにいられません。
■引っ込み思案の公式圧倒的顔面良好青年|ヒースクリフ (VOICE:河本啓佑)
恵まれた容姿に、文句の付け所のない家柄を持って生まれた東の魔法使いがヒースクリフです。
東の国の大貴族、ブランシェット家の子息ですが、本人は人見知りで控えめな性格。
いまだ魔法使いへの偏見や差別が強い東の国で、人間の両親から魔法使いとして生まれた自分を恥じているところがあります。
手先が器用で、シノの持っている大鎌に装飾を施したり、懐中時計を分解しては元に戻す、のような細かい作業も得意としています。
先述の通り、シノとは幼い頃から友人でしたが、主君と従者という関係性や、シノの性格も相まって、ヒースクリフ自身シノにどのような態度で接するべきか悩んでいるようです。
優しさゆえに優柔不断で、魔法を使う判断が遅いとファウストに言われてしまいますが、真面目に授業を受ける良い生徒です。
ヒースクリフにも「奇妙な傷」がありますが、これは是非メインストーリーを読んで知ってほしいです。
カインとは以前から親しくしていたようで、面倒見の良い彼を兄のように慕っている様子。
とにかく見目が麗しいため、いろいろな人から顔の良さを褒められており、その美しさは精霊も見初めるレベル。
フィガロもヒースクリフのお顔がすごく好みらしいですよ。
へえ。
■CV 杉山紀彰さんの気怠げだけど気遣いが出来る子供に優しい料理人を嫌いなオタクいます? |ネロ (VOICE:杉山紀彰)
えっいます? いませんよね?
元々東の国で、人間のフリをして料理店を営んでいた魔法使いが、ネロです。
賢者の魔法使いに選ばれてからは、魔法使いたちへ食事を振る舞っています。
無気力な話し方をして、人に無関心なそぶりを見せていますが、根は優しくて心配性。
15、16歳の魔法使い達をお子様と呼び、特に教団の外に出たことがないというリケに関しては、今まで生きてきた環境を否定せず、可能性をリケ自身が閉ざすことがないよう助言を与えるなど、よく面倒を見ています。
東の魔法使いとして召喚されていますが、実は元々北の国の生まれで、ブラッドリーに拾われて彼の盗賊団に所属していました。
盗賊団の中でも頭角を現し、No.2としてブラッドリーと肩を並べ、相棒として活躍していました。
しかし、命を投げ打つような行動が多く見られたブラッドリーを心配するあまり耐えられなくなり、ブラッドリーがスノウやホワイトたちに捕まったタイミングで盗賊団から足を洗っています。
自分を裏切り者だと自称し、あまり信用するなと賢者に伝えてきますが、それすらも彼の優しさや気遣い、後悔から発せられた言葉だと思うと、もう好きになる以外の選択肢がありません。
『魔法使いの約束』屈指の名台詞と私が思っている、「てめえをミートソースにしてやろうか」はネロの台詞です。
東の魔法使いですが、元々盗賊団にいたこともあり、他の東の魔法使いたちと比べるとちょっと治安の悪い行動が目立ちます。
シノやヒースクリフへ助言を与えると同時に、先生ですが年下のファウストを気遣う懐の深さもあり、東の魔法使い達は仲が良いと周囲に思われています。
悪戯や独自の美学を楽しむことを愛する国【西の国】
■見た目に違わぬ色っぽ愛憎美人|シャイロック (VOICE:立花慎之介)
言葉使いや所作が色っぽく、すべての賢者をドキドキさせて止まない魔法使いが、シャイロックです。
西の国の貴族の出身で、代替わりする一族と長い時間を過ごしていました。
時代の波に揉まれ一家は離散してしまいましたが、その後は土地に残ったシャイロックが魔法使い専用の酒場を経営しています。
こだわりが強く、彼の酒場は彼のお気に入りの調度品ばかりが揃い、特に気に入っていたという人間の職人が作っていたグラスを購入するために、職人の看病をしながら2年も一緒に暮らしていたことがあるほどです。
優しく紳士的でありながら、蠱惑的な言葉でよく賢者を骨抜きにしてきます。
西の魔法使いムルとは古い付き合いですが、飼い主と飼い猫のような関係になっており、公式で「愛憎のふたり」として括られています。
シャイロックにも「奇妙な傷」があるのですが、それは突然心臓が燃えて苦しむという、それは魔法使いでも大丈夫なの…? と心配になるものです。
ちなみに全然大丈夫ではなさそうです。
シャイロックは賢者によく「可愛らしい人」と言ってくれるのですが、その甘やかすような蕩ける声に、本当に勘違いしそうになりますが、西の魔法使いに本気になると身を滅ぼすのでご注意ください。
でも、こういうこと言うと「おや? 勘違い、してくださらないのですか? 」って言ってくるんでしょ、賢者知ってるんだから!
■世紀の知恵者、有名な哲学者であり厄介事製造にゃんこ|ムル (VOICE:仲村水希)
物語が始まるときに、賢者が一番はじめに会う魔法使いが、この西の魔法使いのムルです。
〈大いなる厄災〉である月に恋をしていて、月を想って近づき過ぎたあまり、魂が砕け散ってしまった、という不思議な魔法使いです。
そして「奇妙な傷」により、ムル本人とは別に、砕けた魂の欠片に実体が生じています。
欠片から生じたムルは、ゲーム開始時の大きな魔法使いの帽子に燕尾服とマントを着て、賢者の前に現れます。
心が砕け散ったばかりの頃のムルは、言葉も通じず、服も着ないで飛び回っていたそうです。
シャイロックによる情操教育のおかげで、なんとかじわじわと元のムルに戻ってきていますが、すべてシャイロックのさじ加減なので、どのくらい元のムルに戻っているのかは誰にもわかりません。
他の魔法使いたちからはやんちゃでかわいい、猫のように気まぐれな性格だと思われていますが、時に確信を突くような発言をしたり、好奇心から人の傷口に塩を塗るようなことを笑顔で言ったりと、トリッキーな性格で人々を惑わしています。
ムルのやらかしで、可哀想なシャイロックは二回もオズに命乞いをしています。
やばめな印象が強いムルですが、仲間を慮る一面もちゃんとあり、疲れている様子の賢者に対しては「頑張ったんだね! えらいね! 」と声をかけてくれるなど、優しいところもちゃんとあります。
月に向かって愛を囁くムルと、賢者に優しくしてくれるムルと、自分の命よりも好奇心を追い求めるムル。
どんなムルも、とても魅力的です。
■世界一幸せになってほしいしこれからずっと毎日笑顔でいてほしい|クロエ ( VOICE:天粼滉平)
私が『魔法使いの約束』というゲームを始めて、本当によかったと思ったことのうちのひとつに「クロエに出会えたこと」があります。
赤い髪はくるくると跳ねて、大きな瞳はアメジストのように輝いている西の魔法使いが、クロエです。
手先が器用で、お裁縫とお洒落とおしゃべりが大好きな、明るく社交的な性格の20歳の青年です。
西の国にある貧民街に生まれたクロエですが、彼にとっては生まれた家も、家族も、決して良い思い出ではありません。
クロエの家族は仕立て屋を営んでいましたが、家族内で唯一魔法使いだったクロエは、家の奥に閉じ込められ、姉達にいじめられながら育ちました。
そんなクロエを救い出したのは、同じく西の魔法使いであるラスティカでした。
自分の花嫁と勘違いしてクロエを連れ去ってしまったラスティカですが、それはクロエにとっては突然訪れた希望の光だったのです。
それから、クロエとラスティカは賢者の魔法使いに選ばれるまで、西の国中をふたりで旅をしていました。
人懐っこい性格ですが、出自のせいもあり自分にあまり自信がなく、自分から交流することが少し苦手なようです。
ですが、大好きなものの話になるとおしゃべりが止まらなくなってしまう、誰からも愛されるのがクロエです。
ちなみにゲーム内のイベント時の衣装のほとんどをクロエが製作しているため、賢者の中では巨匠と名高い仕立て屋さんです。
こんなにかわいくて素敵なクロエですが、得意な魔法は「人を仮死状態にする」というところが、悪戯好きな西の魔法使いらしいところです。
■優しく儚げで美しい、その辺の人を鳥に変えて鳥籠にブチ込む花婿|ラスティカ (VOICE:三浦勝之)
音楽を愛し、美しい言葉を綴り、クロエの人生を変えた貴公子がラスティカです。
誰に対しても柔らかな物腰で接し、疲れている人を見ればスマートにもてなして、些細なことを幸福に変えることが出来る素敵な人です。
彼の選ぶ言葉は優雅で、彼の奏でる音楽は美しく、気難しいオズや、人と馴れ合うことを好まないオーエンですら賑やかな演奏会に巻き込んでしまいます。
元々は貴族の名士で、西の国の首都に豪奢な城を持っていたようですが、過去の記憶はあまり定かではないようです。
自身のいなくなった花嫁を探していて、それっぽい人を見つけると有無を言わせずに魔法で鳥に変えて鳥籠に入れてしまうという、ちょっと怖い部分もあります。
クロエのことも、仕立て屋の奥で閉じ込められて作業をしていたクロエを見つけて、自分の花嫁だと勘違いして連れ去ってしまったのですが、結果的にクロエにとってはずっと待ち望んでいた救いになりました。
ぼんやりとした性格で、生活力が低いためクロエにお世話になってようやく身なりを整えることが出来るレベルです。
そんな不思議な彼ですが、ラスティカよりも世界の美しさを言葉に表せる人を、私は他に知りません。
ラスティカの目で世界を見てみたいし、一緒に生きていくならラスティカが良いなと思えるくらい、彼の言葉は宝物のように賢者の心を飾りたててくれます。
世界で一番綺麗な夜のような瞳を持った、美しい西の魔法使いです。
人間と魔法使いが仲良く手を取り合う国【南の国】
■なんなの?|フィガロ (VOICE:森川智之)
本当は、フィガロだけで他のキャラの三倍ぐらいの量があったのですが、書いている間に私の情緒が狂いました。
推敲を繰り返す内に「なんなの」以外の言葉が消えてた。
フィガロについては、ぜひ先入観を持たずに、彼を知ってください。
■おしとやか美人に見せかけてスピード狂の善なる陽キャ|ルチル (VOICE:土岐隼一)
ミルクティー色の髪に、明るい緑の瞳が美しい、おしとやかな美人に見える南の魔法使いが、ルチルです。
人と魔法使いが手を取り合って暮らしている南の国に生まれ育ち、学校の先生をしているルチルは、穏やかで人当たりの良い優しい青年です。
『魔法使いの約束』の世界で、大魔女と言われているチレッタという女性の子供で、同じく南の魔法使いであるミチルのお兄さん。
チレッタと北の魔法使いミスラは長い時間を一緒に過ごしていたことがあり、そのためミスラとも縁があります。
ルチルは儚げな外見とは裏腹に、酒豪であり、箒に乗ると誰にも止められないスピード狂という一面も。
誰もが恐れるミスラに対し、口答えどころか手に持っているスケッチブックで殴りつけたりする辺りは、自由奔放だったという母親のチレッタに似ているのかもしれません。
絵を描くのが好きで、いつか絵本を制作する夢を持っていますが、ルチルの絵はとても独創的で、カエルを描いているはずが蝶々や鳥、コウモリと勘違いされるクオリティです。
写実的な絵も本当は得意らしいのですが、ルチルが好むのは芸術が爆発している方みたいです。
私が在宅勤務中に、ゲームでルチルを育成していると永遠に褒めてくれるのですごく有難いです。
優しくて、人の善性を信じることが出来るルチルの言葉は、たくさんの人を救ってくれています。
■魔法よりも物理攻撃が得意な優しい羊飼い|レノックス (VOICE:帆世雄一)
メガネで黒髪、背が高く体格の良い、魔法よりも先に手が出るタイプの魔法使いがレノックスです。
温厚で堅実な人柄で、周囲からの信頼も厚い男です。
数百年前、革命軍にいたファウストの従者をしており、ファウストを火刑から救い出したのがこのレノックスでした。
ですが、ファウストはレノックスの前から姿を消してしまい、その後長い間レノックスはファウストを探し続けていました。
その後レノックスは南の国に移住し、賢者の魔法使いに選ばれるまでは羊飼いとして穏やかな生活を送っていたのです。
本人は魔法よりも格闘技や体術の方が得意らしく、シノに稽古をつけるほどの腕前です。
話し方も朴訥としているため、ぼんやりとした性格かと思いきや、生まれも育ちも厳しい環境で育っているためか、言う時はちゃんと言いますし、物怖じもしません。
羊飼いらしく、常に魔法でサイズを小さくした羊を連れているのですが、この羊が最高に可愛いので是非見てください。
賢者が、レノックスは照れるだろうなと思いながら言った褒め言葉に、ウインクで返したところにウッとなりました。
結婚するなら絶対レノックスです。
■強い力に憧れる賢くて優しい予言の子|ミチル (VOICE:村瀬歩)
ミチルはしっかり者で、勤勉で、優しい15歳の南の魔法使いです。
賢者の魔法使いの中では最年少のため、周りの魔法使いたちには、よくリケとペアでお子様扱いをされています。
強い力に対する憧れが強く、魔法使いは人々のために魔法を使うべき、という意思が固い少年ですが、一方で「北の魔法使いは悪い魔法使い」、という杓子定規な考え方をする面もあり、未熟な危うさも持ち合わせています。
同じ南の魔法使いのルチルの弟であり、おっとりしているルチルに対し、しっかり者のミチルが厳しく指摘して兄弟喧嘩をしていたりも。
ルチルとミチルの母親のチレッタは偉大な魔女でしたが、ミチルを産んだ時に亡くなっています。
偉大な魔女の息子として、強くありたいと願うミチルは、フィガロに強い魔法を教えてくれるように頼みますが、なかなか教えてくれないフィガロに対し、少し不満げな様子が見え隠れしています。
北の魔法使いのスノウとホワイトにとある予言されていて、そのためフィガロはミチルが強くならないように手を回しているのですが、徐々に歪みが生じてきている様子。
また、ミチルは〈大いなる厄災〉である月を見ると、気が昂って力が湧いてくるらしいのですが…ミチルのことが心配でなりません。
あんなにかわいい良い子がなにをしたっていうんですか都志見先生…。
魔法使いと心を繋ぐ育成ゲーム、『魔法使いの約束』ってどんな作品?
株式会社colyより配信されている本作は、appストアでは星4.7評価、2020年4月に200万ダウンロードを達成し、2020年11月に配信された1周年記念特別番組では、Twitter上で番組関連のハッシュタグが世界トレンドの1位2位を独占など、今大注目のアプリケーションゲームです。
メインストーリーのシナリオは、『アイドリッシュセブン』などを手がける都志見文太氏が執筆しており、その繊細な情景描写や、キャラクターたちの心情に胸を打たれる物語となっています。
メインストーリーはフルボイス! Live2Dにより、表情豊かな魔法使いたちとの交流を楽しむことが出来るゲームです。
それは、風の強い日の満月の夜の出来事。
満月の夜、主人公は近所に住む猫ばあさんの家に猫のお世話に行こうとしています。
「風が強くて、猫が騒ぐ、明るい満月の夜には、何か不思議なことが起こる」、という猫ばあさんの言葉を思い出しながら。
マンションに入った主人公は、乗り込んだエレベーターがいつもと様子が違うことに気付き…という導入から、『魔法使いの約束』の物語は始まります。
プレイヤーは、選ばれし21人の個性的な魔法使いたちを導く「賢者」となり、年に一度襲来する〈大いなる厄災〉と呼ばれる大きな月に立ち向かいます。
訓練や育成、〈大いなる厄災〉に関する討伐任務を重ねていくうちに、賢者は魔法使いたちと心を繋ぎ、絆を強めていきます。
全21章からなる大ボリュームのメインストーリーでは、人間と魔法使いが共存している世界で巻き起こる、少し怖くて、胸が躍るような不思議な出来事が書き綴られます。
人間と魔法使いの違いであったり、「心」で魔法を使う魔法使いたちの繊細な心情が描かれているストーリーに、等身大で生きている彼らのことをきっと好きになるはずです。
年末年始のおうち時間に、是非『魔法使いの約束』をプレイしてみてください!
