【海外発!Breaking News】51年前の迷宮入り殺人事件 最新のDNA鑑定で犯人逮捕「被害者から奪った長い時間を自由に過ごしてきた」(米)
米カリフォルニア州サンディエゴのシティ・ハイツに住んでいたメアリー・スコットさん(Mary Scott、24)は、クラブのダンサーとして働いていた。1969年11月20日、シフトに入っていたはずのメアリーさんが仕事に来なかったため、心配した同僚がメアリーさんの自宅を訪れた。
メアリーさんの妹ロザリー・サンズさん(Rosalie Sanz)は「自分の家族にこんな恐ろしいことが起きるなんて思っていなかったので、恐怖で心の底から震えました」と当時の心境を明かしている。
サンディエゴ警察は当時あらゆる手掛りをもとに調査を進めていたが、あるとき捜査が行き詰ってしまった。そこから現在までの間、捜査が進むことはなかった。
そして昨年、メアリーさんが殺害されてから50年の節目を迎えた。50年以上が経ち、DNA鑑定の技術も大きく進歩した今なら何か新たな手掛かりがつかめると思ったロザリーさんは、かつてサンディエゴ警察で働いていた友人に再捜査を懇願した。
ロザリーさんの願いを聞き入れ、サンディエゴ警察は事件の捜査を再開した。当時の物的証拠からDNAを検査すると、ペンシルベニア州に住むジョシュ・シポス(John Sipos、75)という男のものと一致した。これによりジョシュは先月27日、メアリーさん殺害容疑で逮捕された。
犯人逮捕の一報を受けたロザリーさんは「最初はゾッとしたわ。51年前の事件ですよ? 信じられません」と驚いている。続けて「犯人は姉から奪った51年もの長い時間を自由に過ごしていたのです。姉にあったはずの長い人生の中で、姉がどんな人になり、どんな夢を追いかけ、何を成し遂げることができたのか。誰も知ることはできません」とコメントしている。
画像は『The San Diego Union-Tribune 2020年10月27日付「Five decades after San Diego woman was raped and strangled, DNA and genealogy lead to an arrest」(Courtesy Rosalie Sanz/For The San Diego Union-Tribune)』『CBS News 8 2020年10月27日付「Arrest made in 1969 killing of City Heights woman, suspect identified using forensic genealogy」(Credit: Rosalie Sanz)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
