北別府学氏

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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月に公表した成人T細胞白血病治療のため5月19日に息子をドナーとする骨髄移植を受けた北別府学さん(62)が29日、自身のブログを更新。前日28日の中日戦(ナゴヤD)でプロ初勝利を挙げた広島のドラフト1位ルーキー、森下暢仁投手(22=明大)を祝福した。

 北別府さんは「初勝利」のタイトルでブログを更新。「森下投手初勝利良かったな」と書き出し「私まで嬉しくなりました」と続けた。北別府さんが広島についてブログで触れるのは移植後、初めて。短いブログながらも「やっと気分も上向いてテレビを見ています」と回復をうかがわせる内容となった。

 森下はデビューから16イニング目となった9回に初失点から3点を失い、初完封に続いてあと1死まで迫っていた初完投も逃したが、9回途中まで136球の力投。8回までの5安打無失点が終わってみれば8回2/3で9安打3失点となったが、持ち前の速球は初回から9回まで毎回150キロを超え、最速は153キロという圧巻の内容だった。

 北別府さんは今月22日、移植3日前だった5月16日に一般病棟から無菌室に移ったことを報告して以来37日ぶりに自身でブログを更新。「生きています」とつづっていた。北別府さんが更新できない間は妻・広美さんが本人に代わって病状を報告していたが、今回が移植後、自身で更新した3度目のブログ。27日には無菌室を出て一般病棟に移ったことを自身でつづっていた。