田尾安志氏はプロ16年目の1991年限りで現役生活にピリオドを打った最後は指揮官とのやり取りで決意した。田尾安志氏(野球評論家)は阪神在籍時の1991年シーズン限りで現役生活に幕を下ろした。前年の1990年は5年ぶりに規定打席に到達するなど、119試合出場で打率.280、11本塁打、50打点と活躍したが、この年は5月終了時点で打率.140と低迷していた。6月下旬に2軍行きを告げられ「僕は今日、やめてもいいですから」と中村勝広監