「天ぷらうどん・そばん」 とある飲食店で見つけた誤字が悔しいけど笑っちゃう
2019年10月8日、次のようなツイートが投稿され、話題となっている。
こういうのに弱い pic.twitter.com/pC5C89Jn1z
— したまつげサーチャーワタル (@healandkiss) 2019年10月8日
写真は食券の販売機のようだ。なんともレトロな、昭和な香りが漂っている。投稿者は「こういうのに弱い」とコメントしているが......。その訳は?
読者も既にお気づきだろう。
下の列の真ん中、「天ぷらうどん・そばん」と記されているのだ。「そばん」に気付いて、クスリとした人、大笑いした人が続出している。投稿への「いいね」は3万8000を超えている(9日13時現在)。
こういった笑える誤植、表記ミスに弱いのは、けっして投稿者だけではなかったようだ。
ツイッターには、さまざまな突っ込み、ボケが入り乱れ、大騒ぎというか大喜利状態になっている。いったいどんな風に盛り上がっているか、というと......。
「宇宙刑事ソバン!」
したまつげサーチャーワタルさん(@healandkiss)のツイートより
「そばん」に触発されて、まず大喜びだっだのは、昭和の子どもたちだ。
1982年から83年に放映された特撮ヒーローTV番組「宇宙刑事ギャバン」を思い出してしまった。当時の少年たちを夢中にしたのは、「ウルトラシリーズ」「仮面ライダーシリーズ」に続く「宇宙刑事シリーズ」の登場だった。
「そばんwwwww」
「ギャバン シャリバン そばん」
「宇宙刑事ソバン!」
「ギャバン」に続いて、「シャリバン」も現れ、当時は語尾に「ン」をつけるのが流行りだったようだ。
90年代には、日清焼きそば「U.F.O.」のTVCMに、「UFO仮面ヤキソバン」が登場し、ヤキソバンを演じたマイケル富岡が大人気となった。「そばん」と聞いて、「ヤキソバン」まで連想してしまう、令和のおじさんたちが実に嬉しそうだ。
ところで一方、こんな声も寄せられている。
「いやん、ばかん」
「みそ汁ん...www」
笑点で言えば、木久扇さんみたいな人がどこにも必ずいるものだ。やたら語尾に「ん」を付けて、喜んでいる。困ったものだが、ちょっとおもしろいから、座布団一枚......!
また、その値段に注目する人もいた。
「いや。安すぎだろどこだよこれ」
「そばんも気になるけど、安さに驚いた」
「社員食堂?」
「古き良き社食価格。 たぬき表記なら天かすしか入ってないやつですねw」
たしかに、天ぷらうどんが190円は安すぎる。どこですかと投稿者に聞こうと思ったら、撮影場所についてはお伝えできないということだった。
残念だが、これを見た人たちに殺到されても困るだろうから、仕方ない。読者の皆様、きっと、あなたのそばんよ。