舛添要一氏(2016年5月10日撮影)

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舛添要一前東京都知事(70)が、自民党の小泉進次郎厚労部会長(38)の初入閣に対する周囲のもくろみを推し量り、「これを衆愚政治と呼ぶ」と私見を述べた。

安倍晋三首相は10日、内閣改造で自民党の小泉氏を環境相として初入閣させる方針を固めた。舛添氏は11日更新のツイッターで、「小泉進次郎の入閣が決定。私は、本人のためにはもう少し下積みをしたほうがよいという考えだが、彼の入閣を歓迎する者は多い」と言及。「首相は内閣の人気アップを、無能な閣僚は自分への注目が減ることを、TVはワイドショーネタの提供を、役人は大臣を政策実現に利用できることを喜ぶ。これを衆愚政治と呼ぶ」と批判を込めた。

また、今回の内閣改造人事については「安倍一強政権下で、かつての自民党にあった派閥間の切磋琢磨(せっさたくま)、主流派と非主流派のバランスなどが無くなった」と指摘。「『安倍派にあらざれば人にあらず』となれば、政策や思想の多様性も失われる。政治家とは大臣病患者だからである。自民党は悪い方向に向かっているのではないか」と懸念した。