1932年に行われた記念すべき第1回日本ダービー。その初実況は、六大学野球中継で知られた名アナウンサー松内則三によるものだった。日本競馬史に残る激走となったレースを、臨場感のある言葉から辿る。※本稿は、フリーアナウンサーの矢野吉彦『競馬史発掘正史に書かれなかったあんな話こんな話』(講談社)の一部を抜粋・編集したものです。日本で初めてのダービーの実況は六大学野球を中断して放送された1932(昭和7)年4月2