天高く人が連なる迫力の演舞――ゴールデンウィークから始まる今治の春祭りで披露される伝統芸能「継ぎ獅子」【愛媛県今治市】

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〜江戸時代から300年以上受け継がれる、今治の春の風物詩〜

愛媛県今治市では、ゴールデンウィークから始まる市内各地の春祭りにおいて、伝統芸能「継ぎ獅子」が披露されます。人の肩の上に人が立ち、三継ぎ、四継ぎと天へ向かって連なっていく演舞は、全国的にも珍しく、見る者を圧倒する迫力を誇ります。江戸時代から300年以上受け継がれてきたこの継ぎ獅子は、愛媛県指定無形民俗文化財にも指定されており、今治の春の風物詩として親しまれてきました。今年も5月3日から5月下旬にかけて、市内各地区の神社で順次披露されます。







今治の春を彩る、地域に根ざした伝統芸能「継ぎ獅子」

 今治地方の春祭りに欠かせない伝統芸能「継ぎ獅子」は、人の肩の上に次々と人が立ち上がり、最上段で「獅子児(ししこ)」と呼ばれる子どもが獅子頭をかぶって舞う、今治独特の獅子舞です。




 その起源は江戸時代中期にまで遡り、地域の人々の手によって300年以上にわたり大切に受け継がれてきました。平成12年には愛媛県指定無形民俗文化財にも指定され、文化的価値の高さも評価されています。




 太鼓の音とともに高く組み上がっていく姿は、今治の春の訪れを告げる象徴的な光景として、市民はもちろん、訪れる人々の記憶に深く刻まれます。





最上段の「獅子児」の高さは5m以上






高さ5メートル、祈りと勇気が重なる迫力の演舞

継ぎ獅子の最大の見どころは、三継ぎ、四継ぎと人が重なり合い、高さは約5メートルにも達するその迫力です。一番上に立つ獅子児は、4歳から小学校低学年ほどの子どもたちが務め、揺れる足場の上で扇や鈴を使った高度な技を披露します。その姿に、会場は静まり返り、自然と祈るような空気に包まれます。


 こうした演舞は、「神様に少しでも近づきたい」という願いから生まれたと伝えられており、単なる見世物ではなく、地域が代々受け継いできた文化が形になったものです。地区ごとに演出や構成が異なる点も、今治の継ぎ獅子ならではの魅力です。









船上で継ぎ獅子を披露する地域も








世界へも披露された今治の誇り、未来へつなぐ春の風景

 全国的にも稀な伝統行事として、今治の継ぎ獅子は広く発信される機会が増えています。昨年は、大阪・関西万博「パナマ・ナショナルデー」で披露され、今治が誇る伝統文化として国内外から大きな注目を集めました。こうした舞台に立ったのも、日々の厳しい練習と、世代を超えて支え合う地域の力があってこそです。

 今年もゴールデンウィークから始まる春祭りを通じて、市内各地で継ぎ獅子が披露されます。今治の春を彩るこの伝統芸能を、現地で体感することは、地域文化の奥深さと未来への継承を感じる貴重な機会となるはずです。

■今治市政広報番組「i.i.imabari! 未来への新しい風 〜瀬戸内から世界へ」 大阪・関西万博 伝統芸能がつなぐ 今治×パナマ(今治市公式YouTubeチャンネル)



■開催日程

5月3日(日・祝)

(乃万地区)神宮野間神社 8:30〜 阿方清水天満宮 9:00〜

(波止浜地区)高部厳島神社 7:00〜 波止浜龍神社 10:00〜

(朝倉地区)矢矧神社 9:30〜

5月4日(月・祝)

(乃万地区)宅間荒木八幡大神 8:00〜 野間日吉神社 9:00〜 矢田三島神社 9:00〜 延喜天満宮 9:30〜

(波止浜地区)杣田真名井神社 9:00〜

5月5日(火・祝)

(桜井地区)桜井綱敷天満宮 8:00〜

(朝倉地区)多伎神社 9:30〜

5月9日(土)

(旧市内)別宮大山祇神社 8:00〜 吹揚神社 9:30〜

5月10日(日)

(鳥生地区)鳥生三嶋神社 9:00〜

(玉川地区)嶋御門神社 8:30〜 豫中神社 11:00〜

5月16日(土)

(大西地区)大井八幡大神社 10:00〜

5月17日(日)

(大西地区)貴布祢神社 8:00〜 加茂神社 8:30〜 龍神社 9:00〜 碇掛天満宮 9:00〜 客大明神社 9:00〜 大山八幡大神 10:00〜

5月24日(日)

(波方地区)養老厳島神社 7:00〜 樋口潮早神社 8:30〜 小部白玉神社 9:30〜 波方玉生八幡神社 10:00〜 森上濱田八幡神社 10:30〜

■今治市継ぎ獅子マップ

○令和8年度今治地方春祭りの日程はこちらから(今治市公式ホームページ)

https://www.city.imabari.ehime.jp/kanko/tsugi/







■今治市公式note

○noteでも継ぎ獅子を紹介しています。

https://imabari-city.note.jp/n/nd6a83e634960

本件に関するお問合わせ先

今治市役所観光課 電話番号:0898-36-1541 メール:kankou@imabari-city.jp

今治市役所秘書広報課 電話番号:0898-36-1634 メール:hisyokouhou@imabari-city.jp

関連リンク

今治市役所観光課

https://www.city.imabari.ehime.jp/kankou/

今治市観光情報

https://www.city.imabari.ehime.jp/kanko/

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