JR東日本ウォータービジネスが日本で初めて自動販売機のサブスクリプションサービス「every pass(エブリーパス)」を始めます。専用スマートフォンアプリのQRコードを自販機にかざすと、対象商品を1日1本受け取れます。

自販機でサブスクリプションサービス

 JR東日本ウォータービジネスは2019年8月29日(木)、自動販売機のサブスクリプション(定額制)サービス「every pass(エブリーパス)」を10月から開始すると発表しました。


最新型自販機「イノベーション自販機」のイメージ(画像:JR東日本ウォータービジネス)。

 同社によると、自販機業界で自社アプリを活用してサブスクリプションサービスを提供するのは日本初とのこと。利用者は、専用スマートフォンアプリ「acure pass(アキュアパス)」に配信されるQRコードを、JR東日本エリアの駅構内に約400台設置されている最新型自販機「イノベーション自販機」にかざすと、対象の商品を1日1本受け取ることができます。

 プランは月2480円の「プレミアムプラン」と、月980円の「アキュアメイドプラン」のふたつです。

「プレミアムプラン」は、自販機で取り扱う全商品が対象。一方「アキュアメイドプラン」は、JR東日本ウォータービジネスが展開する商品ブランド「アキュアメイド」の商品限定です。この「アキュアメイドプラン」の利用期間は1人1か月までで、その後は「プレミアムプラン」に自動移行します。

 たとえば150円の飲み物を30日間買うと計4500円かかりますが、「every pass」だとそれより安く利用できます。

 サービス開始にあたり、9月2日(月)から16日(月・祝)まで、サービス利用者の募集が行われます。募集人数は両プラン合わせて500人です。応募はスマホアプリ「acure pass」で行われます。