カルチョーポリとセリエBの地獄以降のユヴェントス再生の立役者は彼だ。3年間、競争力を得られなかったチームのリーダーとなったのは彼だ。力強く、確実にクラブを率い、ユヴェントスの新たな歴史となる3年連続スクデットへ向かわせているのは彼だ。

アントニオ・コンテ監督には、偉大なる「老貴夫人」を築いてきたエリート集団の一員となる十分な可能性がある。今、コンテ監督は2017年までの契約延長に向けてラストスパートという状況だ。

ユヴェントスで最も長く指揮を執ったのは、(連続ではないが)合計13シーズン率いたジョヴァンニ・トラパットーニ監督。続くのが、マルチェッロ・リップ監督の8シーズン。だが、コンテ監督は2017年まで契約を全うすれば、ユーヴェで3人目の6シーズン連続でチームを率いた指揮官となる。

チャンピオンズリーグで勝ち上がることができなかったという小さな“欠点”は残る(昨季は優勝したバイエルン・ミュンヘン相手にベスト8敗退、今季はグループリーグ敗退)。だが、契約延長はこの点でも有意義だろう。つまり、真の「挑戦」に挑むということだ。コンテ監督は3年連続スクデット獲得を実現し、そして欧州の舞台でも勝利を目指すことを望んでいる。