インテルとミランがFWアレッサンドロ・マトリとMFズドラフコ・クズマノビッチのトレードを検討している。まだ本当の意味での交渉と言うには早すぎるが、両クラブの間ではすでに最初のコンタクトがあった。実現すれば、両チームにとって役に立つトレードだ。

インテルは前線に問題を抱えている。FWイシャク・ベルフォディルは移籍する見込みで、FWマウロ・イカルディは恥骨炎が再発。少なくとも2週間は離脱する見通しだ。恥骨炎は最も治療が大変な負傷の一つであり、ワルテル・マッツァーリ監督はFWディエゴ・ミリートとFWロドリゴ・パラシオの代役となるストライカーの加入を望んでいる。

インテルのもう一人のターゲットは、ローマFWマルコ・ボッリエッロだ。ローマは喜んでレンタルで放出するだろうが、高額サラリーという問題がある。

一方のミランにとってもトレードは好都合だ。マッシミリアーノ・アッレグリ監督の強い要望で獲得したマトリは、FWジャンパオロ・パッツィーニの復帰と、クリスマスツリー型のフォーメーションに移行したことで、ほぼノーチャンスとなっている。センターフォワードの3番手としては、若手のアンドレア・ペターニャで十分だ。同選手はほぼ試合に出ていないサンプドリアから予定より早く復帰するかもしれない。

だが、ミランにとって中盤の補強は必須だ。特に、チャンピオンズリーグ(CL)を考えれば、アトレティコ・マドリーとの決勝トーナメント1回戦で、MFリッカルド・モントリーヴォが2試合とも、MFサリー・ムンタリも1試合、それぞれ出場停止となっている。

CLはミランにとって、今季を明るくすることができるかもしれず、さらにラウンド突破によって収入をもたらすことができる大会だ。その大事なアトレティコとの対戦に向け、ミランは中盤を完全に新しくしなければいけない。そしてクズマノビッチは、CLでプレーすることができる。

両選手のサラリーの違いは検討しなければならない。マトリの方が100万ユーロ(約1億4000万円)以上高いからだ。だが、半年だけのレンタル移籍をベースにすることで解決できるかもしれない。そうすれば、あとは3年の違いがある両選手の契約期間の差という問題も解決し得る。

ただし、マトリについては、FWマリオ・ゴメスに続いてFWジュゼッペ・ロッシも負傷離脱し、ストライカーを必要としているフィオレンティーナが獲得に動かなければだが…。