韓国のフィギュアスケート選手、キム・ヨナが8日からソウル市にある女子高校で教育実習に入ったことに注目が集まっている。同高校には取材陣が殺到し、キム選手は多くのカメラに囲まれながら、初めての授業を行った。韓国メディアが相次いで報じた。

 高麗大学の体育教育学科4年に在学中のキム・ヨナは、ソウル市内にあるジンソン女子高校で4週間の教育実習を行う。キム・ヨナの初授業には開始1時間前から150人ほどの取材陣が詰めかけた。学校側はメディアの要請を受け、9時30分から10時20分まで行われた授業の一部を公開した。

 キム・ヨナは授業で「フィギュアスケートとは?」というタイトルで、ジャンプの種類などフィギュアスケートの用語などを丁寧に説明した。ジャンプの説明の際には「浅田真央選手との比較でよくトリプルアクセルの話になるが、私はトリプルアクセルが飛べない」「もっとも苦手なジャンプはループジャンプ。だからプログラムにあまり入れない」など、率直な話もあり、生徒には大好評だった。最後にキム選手は自身のフィギュア映像を流し、生徒にジャンプの種類を当てさせるなど、終始生き生きとした様子だったという。

 韓国メディアは「フィギュアの女王も教壇では緊張する」「授業の準備を徹底的に行ったしっかりとした教育実習生だった」「強心臓キム・ヨナも生徒の前では途方に暮れた」「フィギュア女王の初授業は賑やかだった」などと、教育実習の様子を詳しく伝えた。

 教育実習ではスケート以外の体育理論や実技、生活指導も行うことになる。今後は4週間、同高校で教育実習にあたり、高校側の協力を得て教育実習の期間中にもフィギュアの訓練を継続する予定だという。キム・ヨナは今シーズンの出場についてはまだ明かしていないが、8月に開催するアイスショーの前後に関連の発表がある見通しだ。(編集担当:金志秀)