アキバ物欲

【アキバ物欲】お弁当も一緒に入る？″弁当箱PC″完成

2007年7月20日 10時0分

"弁当箱PC"を手に持つ、"T-ZONE. PC DIY SHOP"のスタッフ森田建介氏

パソコンをパーツひとつから選んで作れる自作パソコンは、パソコン初心者にはなかなか手が出せないディープな世界だが、世界にひとつしかない自分だけのパソコンを作れる楽しい世界でもある。以前に"T-ZONE. PC DIY SHOP"のスタッフ森田建介氏による、片手で持ち歩けるほど超コンパクトなパソコン"ゲームボーイPC"を紹介したが、同氏による新作が完成したとの情報を得て、早速、取材させていただいた。

■お弁当も一緒に入れられる？

"弁当箱PC"は、森田氏による面白系の自作パソコンとしては、第４弾となる。"よゐこ"のアキバ系ラジオ番組"アキパラ"に出演した際、番組関係者から"弁当箱"をいただいたことが、今回のパソコン製作のキッカケとなったそうだ。2.5インチのハードディスク並みに小さい"Pico-ITXマザーボード"EPIA-N8000Eをベースに、512Mバイトのメモリー（DDR3333）と80Gバイトの2.5インチHDD（HTS541680J9SA00）を備えている。マザーボードは借り物であるが、そのほかのPCパーツはすべて自分で揃えたという。


正面から見た"弁当箱PC"	背面から見た"弁当箱PC"


"弁当箱PC"のポップ	"弁当箱PC"のコーナー

小型の自作パソコンは、製作に時間が掛かるものなのだが、森田氏によると「比較的簡単で、10時間ほどで完成した」とのこと。その秘密は、"ゲームボーイPC"のように小さな筐体に、すべてのPCパーツ詰め込む必要がなく、"弁当箱PC"の一段目にマザーボード、二段目にハードディスクと電源ユニットを分けられたからだ。三段目が空いている理由については、「弁当も入れられて、パソコンの熱による保温効果もある」との"裏ネタ"をあかしてくれた。