アドゥ(25番)はコンサ(2番)に倒されるも笛は鳴らなかった。(C)Getty Images

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 現地6月23日に開催された北中米ワールドカップのL組2節で、FIFAランキング4位(最新確定値)のイングランド代表と、同73位のガーナ代表が対戦。タレント軍団の前者が圧倒的に押し込むも、最後まで得点は生まれず、0−0で終わった。

 初戦を制していた両者は、ともに勝点を4としたなか、大きな注目を集めているのが、79分のガーナのチャンスシーンだ。

 途中出場のプリンス・アドゥが抜け出し、ペナルティエリア内に侵入。決定機を迎えたが、後ろから突っ込んで来た相手DFエズリ・コンサのジャンピングタックルに遭い、得点に結びつけられなかった。

 この時、コンサのチャレンジはボールではなく、アドゥの足に対してであり、なぎ倒したようにも見えたものの、判定はノーファウルだった。
 
 英紙『The Guardian』によれば、ガーナを率いるカルロス・ケイロス監督は不満を露わに。「前半は相手が我々より優れていたかもしれないが、闘志という点では我々が上回っていた」と伝えた上で、「勝ち越すチャンスもあったし、VARが機能しているのかどうか疑わしい。あれは明らかなPKだった」と訴えた。

 73歳のポルトガル人指揮官はまた、イングランドの10番ジュード・ベリンガムが、前半終了間際にジェローム・オポクに対し、レイトタックルをした件に言及。ハーフタイムにベリンガムと激しい口論になったと明かした。

「私の意図は、あのタックルについては冷静になるよう彼に伝えることだった。彼は悪態をつき、それがさらに緊張を高めた。だが、これはあくまでフットボールだ。彼からは少し火のついた言葉が飛び出したが、我々はプロであり、冷静さを取り戻せた。これはタキシードを着て踊るようなダンスではなく、フットボールだ」

 世間的には、優勝候補で格上のイングランドが勝ち損ね、ガーナが勝点1を手にしたという見方が強い。ただ、アフリカの雄としても、非常にフラストレーションが溜まるものとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ジャンピングタックルで倒されるもノーファウル…ガーナ73歳指揮官が猛抗議したシーン