練習前、ボールを使ってウォーミングアップする鈴木唯(奥)(23日)=飯島啓太撮影

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 【ナッシュビル(米テネシー州)=林田晴樹】W杯日本代表で、大会前に鎖骨を骨折した鈴木唯(フライブルク)が調子を上げてきた。

 主戦場とする2列目では、久保(レアル・ソシエダード)が左膝を負傷。鈴木唯が万全な状態になればチームにとって追い風となる。

 5月上旬に手術を受けたが、W杯代表入り。慎重に調整を続け、20日のチュニジア戦でW杯初出場を飾った。78分にピッチに入ると、「ボールを持ったら全部行こう」と貪欲に仕掛け、持ち味の推進力を発揮。「体は動いたし、吹っ切れた感じもある。いい戻り方はできた」と表情は明るい。

 前回カタール大会は観客席で観戦。刺激を胸に挑戦したフランス1部では定位置を奪えず、半年で帰国した。それでも「失敗だと思っていない」と再び海を渡り、デンマークでブレイク。2025〜26年シーズンはドイツ1部で25試合に出場して4得点と実力の一端を示し、大舞台にたどり着いた。「僕のようなタイプは(日本に)あまりいない。上に行けばもっといい相手とできるので、そこで自分の力を示せればいい」。出遅れた分、暴れ回るつもりだ。

スウェーデン戦へダラス入り

 チームは23日、拠点の米ナッシュビルで調整し、前日は別メニューだった町野(ボルシアMG)も全体練習に加わった。終了後、1次リーグ最終戦のスウェーデン戦が行われる米ダラスに入った。