楽天 鬼門の地で8年ぶり2勝目 “山形男”村林V打で吉井新監督初の連勝
◇パ・リーグ 楽天8―4西武(2026年6月23日 山形市)
疲労も鬼門も吹き飛ばした。楽天・村林が2―2の3回2死一、二塁でワイナンスのスライダーを捉え、左越えに決勝の2点適時二塁打。塁上で力強く拳を握りしめ「なんとか勝つだけと思っている。いいヒットで喜びが出ました」と笑った。
東京ドームで戦った前夜は、今季チーム最長の4時間38分の激闘。延長12回サヨナラ勝ちで吉井新監督に就任3試合目で初勝利をプレゼントした。一夜明け、この日の昼に新幹線で山形入り。昨季まで4連敗中で通算1勝11敗と鬼門の地だったが、村林は昨年の中日戦でも先制ソロを放っている「山形男」。2年連続の打点で18年以来、8年ぶりの山形2勝目を呼び込み「そばとかケータリングも全力を尽くしてくれて豪華だったので」と冗談交じりに喜んだ。
今季は開幕から交流戦終了まで、全試合スタメン出場を続けていたが、吉井新監督の初陣だった19日のロッテ戦では先発を外れて途中出場もなし。それでも「しっかり監督にコミュニケーションを取っていただいた。新鮮というか、また違った気持ちで野球をしないといけない」と奮い立たせた。
リーグトップの得点圏打率・404でチームトップ7度目のV打。抜群の勝負強さを誇るチームリーダーが、巻き返しの旗頭だ。(花里 雄太)
