[6.21 W杯H組第2節 ウルグアイ2-2カーボベルデ マイアミ]

 ワールドカップH組の第2節で、ウルグアイ代表対カーボベルデ代表は2-2の引き分けに終わった。第3戦は26日(27日)で、ウルグアイはスペイン、カーボベルデはサウジアラビアと対戦する。

 初戦でスペインとスコアレスドローだったカーボベルデと、サウジアラビアと1-1で引き分けたウルグアイの対戦。特に初出場のカーボベルデの戦いは、スペインを封じた40歳GKボジーニャのSNSのフォロワー数が急増するなど、世界的な話題を集めている。

 そして南米の強豪を相手にしたこの日も、驚きの試合を演じた。カーボベルデは前半21分、ゴール正面のやや距離のある位置でFKを獲得すると、MFケビン・ピナが直接狙う。一直線に放ったシュートは2人が立っていた壁の間を抜け、ゴール右隅に吸い込まれる。カーボベルデが歴史的W杯初ゴールで先制に成功した。

 しかしウルグアイも黙ってはいない。前半44分にMFフェデリコ・バルベルデが右サイドからクロスを上げると、MFロドリゴ・ベンタンクールが競り合った相手DFの頭に当たったボールがポストを叩く。跳ね返りをMFマキシミリアノ・アラウホが2試合連続となるゴールを押し込んで同点に追いつくと、同アディショナルタイム6分にはアラウホの頭での落としをMFアグスティン・カノッビオが蹴り込んで、あっと言う間にスコアをひっくり返した。

 それでもカーボベルデはスコアをタイに戻してみせる。後半16分、ウルグアイがスローインからバックラインでボールを回そうとしたところでDFマティアス・オリベラの戻しが中途半端となってしまう。ここにMFエリオ・バレラが反応。前に出たGKフェルナンド・ムスレラをかわして、無人のゴールに流し込んだ。1点目は相手の壁が割れ、2点目はGKの判断ミスで奪った得点に、DAZNの解説を務めた元日本代表MF佐藤勇人氏も「2つとも考えられないミス」とあきれていたが、カーボベルデはそのミスをしっかりと突いて得点に繋げた。

 勝利が欲しいウルグアイは後半23分に右CKの流れから、キッカーのアラウホがゴール前に顔を出してゴールに詰める場面があったが、キッカーに戻ったボールを受けた際にアラウホのオフサイドを指摘。VARのチェックも入ったが、アラウホの踵部分がオフサイドに引っかかっており、得点は認められず。試合はこのまま2-2で終了して、ともに2戦連続の引き分けとなった。