別れ話に逆上して監禁、6日間で500回連絡、接近禁止命令下で待ち伏せし襲撃 ストーカー殺人未遂の男、二審でも重刑【韓国】

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韓国で元交際女性のもとを訪れ、刃物で殺害しようとした「蔚山(ウルサン)ストーカー殺人未遂」事件の被告人チャン・ヒョンジュンに二審でも懲役22年が言い渡された。

【写真】接近禁止も元交際女性を殺害…韓国の凶悪ストーカー犯の身元情報

釜山(プサン)高裁・蔚山(ウルサン)裁判部刑事1部(ユ・ジョンウ、チョ・ジョンヨン、キム・テヒョン高法判事)は6月11日、殺人未遂やストーカー処罰法違反、暴行・監禁の容疑に問われたチャン・ヒョンジュンの控訴審判決公判で、懲役22年を言い渡した原審判決を維持した。

チャン・ヒョンジュンは一審判決について、量刑不当と心神耗弱を理由に控訴したが、控訴審の裁判部はこれを受け入れなかった。

控訴審の裁判部は「被告人が犯行を事前に計画し、被害者を待ち伏せして実行に移したこと、捜査機関の調査過程で自身の犯行過程などを詳細に供述している点などを考慮すると、心神耗弱状態にあったとは認められない」と判断した。

続いて、検察側の量刑不当の主張については「被告人に言い渡された刑量は一般的な殺人未遂罪と比較して重い方ではあるが、被告人の犯行手口が残酷であり、被害者が受けた身体的・精神的被害は完全な回復や治癒が難しいとみられる」と、判決の理由を説明した。

そのうえで「被告人が示す傾向や行動などを総合的に考慮すると、再犯の危険性が高い」とし、「長期間にわたり社会から隔離し、社会の安全と秩序を維持する必要がある」と判示した。

チャン・ヒョンジュンの身元情報(写真=蔚山地検)

チャン・ヒョンジュンは昨年7月28日、過去に交際していた20代女性のもとを訪れ、刃物を振り回して殺害しようとした容疑に問われている。

これに先立ち、チャン・ヒョンジュンは別れを切り出した被害女性を自宅に監禁して刃物で脅迫し、6日間にわたって500回に及び連絡を試みるなど、ストーカー行為をしていたことがわかっている。

チャン・ヒョンジュンは裁判所から接近禁止などの暫定措置決定を受けていたにもかかわらず、被害女性の職場の近くに赴いて待ち伏せし、刃物で被害女性の首や胸などを40回にわたって刺した。

一審は昨年12月、チャン・ヒョンジュンに懲役22年を言い渡した。これに不服としたチャン・ヒョンジュンは量刑不当および心神耗弱を主張して控訴した。検察側も量刑不当を理由に控訴状を提出していた。

(記事提供=時事ジャーナル)