天然キャラで愛された玉緒さん 笑い声「ぐふふ」さんまと“名コンビ”バラエティーでも活躍
玉緒さんは90年代以降「勝新太郎夫人」という肩書だけでなく、タレントとしても広く親しまれた。バラエティー番組では、おっとりした関西弁や独特な間に加え、「ぐふふ」と低い声で笑う明るいキャラクターでお茶の間の人気者となった。
特に明石家さんま(70)とのコンビが人気を博した。タレントとしての顔を広げるきっかけとなった94年のTBSバラエティー番組「明石家多国籍軍」では、2人のやりとりや独特なリズム感が視聴者の笑いを誘った。その後、TBS「さんまのSUPERからくりTV」やフジテレビ「さんまnoひろバァー」などさんまの番組の常連となった。
中でも2人で司会を務め、95年から特番として放送されてきた「さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP」は年始の風物詩に。玉緒さんの出演は23年が最後となったがタイトルは変わらず、放送は続いている。
愛すべきキャラクターはゲームやパチンコ業界からも引っ張りだこ。90年代当時流行した「たまごっち」ならぬ「たまおっち」なる愛称まで生まれたほど。98年にはバンダイのたまごっちシリーズのキャラクター「玉緒っち」が誕生した。
大のパチンコ、パチスロ好きとしても知られ、02年にはサミーからパチンコ「CR玉緒でドッカン!!」が発表された。健康法は「パチンコ」というほどで和田アキ子(76)はパチンコ友達だった。また、夫の勝さん同様にヘビースモーカーだったが、05年の声帯ポリープ除去手術を機に禁煙と禁酒を開始。長くは続かず、喫煙する姿が一部週刊誌などで報じられていた。
晩年には「(新しい)自分が見たい」とYouTubeチャンネルを開設し、野球観戦や街歩きなど飾らない姿を見せてきた。さらにSNSでも発信し、22年の勝さんとのツーショットが最後の投稿となった。

