サンフレッチェ通信・中村草太選手
サンフレッチェ通信です。チームは4連勝中!特筆すべきは攻撃。4試合で11得点とフォワード陣が結果を出しています。その中で、3試合連続で先制ゴールを決めているのが2年目の中村草太選手です。好調の裏にあった今シーズンの試行錯誤を聞きました。
■サンフレッチェ広島 中村草太選手
「監督も変わって難しい時期やいい時期をどちらも経験できて充実した半年間だった。」
2026年5月30日のプレーオフ第1戦。前半立ち上がり松本のスルーパスに抜け出すと、鋭い切り返しからシュート。これで3試合連続ゴール。しかもすべて、試合を動かす先制点です。
■サンフレッチェ広島 中村草太選手
「ほかの選手よりは足が速いと思っているし、そういうところが武器だと思っているので相手の嫌がるプレーというかゴールに迫っていくプレーは自分の特徴でもある。そこは必ず1試合に1回は出したい。」
サンフレッチェ広島 ガウル監督も中村草太選手のプレーを高く評価しています。
■サンフレッチェ広島 ガウル監督
「彼がゴール前で見せる推進力は相手にとって大きな脅威で、攻撃において大きな違いを生み出してくれている。」
中村の最大の武器は何といってもこのゴールへ向かうスピード!2025年はルーキーでチーム最多タイの6得点。大きなインパクトを残してきました。
しかし、2年目の今シーズン。開幕前の体調不良などで出遅れると、新しいサッカーに向き合う中『つなぐこと』を意識するあまり、これまでとは違う難しさにぶつかりました。
■有田優理香 アナウンサー
Q.新たなサッカーに取り組む中でシーズン序盤どうだった?
■サンフレッチェ広島 中村草太選手
「自分が監督のやるサッカーの解釈を間違えていたというか、そういったズレがあった中で自分を見失っていたと思っていたので。逆に自分を見つめなおす時間もできたし、それがだんだんとよくなってきたことにつながっている。」
見つめ直した先にあった答えは、自分の武器をもう一度出すこと…。
5月の京都戦。開始直後から、相手の背後へ抜け出しスピードを見せチャンスを作ると…。前半29分。再びスピードに乗り縦に仕掛けておよそ2か月ぶりとなるゴール。やり続けてきた形で結果を出し、復調へ確かな手応えをつかみました。
■サンフレッチェ広島 中村草太選手
「今のサッカーも全てつなぐわけではなくゴールをとるためにサッカーをしているので、相手のまずは背後、嫌がることはサッカーの本質だと思うので、そういうところでは自分の武器や特徴はいかせると思っている。」
苦しみながらも、自分と向き合い続けた2年目。成長の先に迎えるシーズン最後の一戦で、中村はチームを勝利に導くゴールを狙います。
■サンフレッチェ広島 中村草太選手
「試合を追うごとによくなっていると思うのでそれをもっとよくしていきたい。得点は重ねたいし、それでチームが勝つのが1番理想。」
今シーズン開幕から3か月のゴールは1点のみ…。出場時間が限られもどかしい中でもうまくいかない時期をただ苦しい時間として終わらせていないところが印象的でした。
サンフレッチェ広島 中村草太選手は、「苦しい時にどう立ち振る舞うか、どういう気持ちでいられるかが今シーズンの大きな気づきだった」と話していました。その上で、どんな時でも自分はできると信じてきた、と。
うまくいかない時期に、自分を見失うのではなく、もう一度、自分を信じ直す。その信念があったからこそ、今の3試合連続ゴールにつながっているのだと感じました。
シーズン最後の一戦でも、サンフレッチェ広島 中村草太選手らしくゴールへ向かう姿を見せてほしいです。
【2026年6月2日 放送】
