「まさか既婚者?しかも子持ち?」アプリでやっと素敵な男性に出会えたはずの女性が直面した残酷な現実【作者に聞く】

【漫画】1話から読む
X(旧Twitter)上で数万いいねを獲得する“万バズ”漫画を連発し、投稿開始から約半年間で10万フォロワーを獲得した港区カンナ(@mina_kan_chan)さん。「恋愛」「婚活」「闇深」をテーマに、男女のすれ違いや女性が抱えがちなコンプレックスを捉えた作品は大きな共感を呼び、ときに議論を巻き起こしている。
そんな彼女の連載『東京モブストーリー 〜ヒロインになれない私たち〜』は、少女漫画の主人公になれず脇役のような生活をしている25歳のこじらせ女性4人を描く群像劇だ。今回は、マッチングアプリで婚活中の女性「しおり」編の最終回に込めた思いを、作者にインタビューした。



本作で子持ちの既婚者と交際してしまった女性をテーマに選んだきっかけについて、港区カンナさんは、マッチングアプリの出会いにおいて「やっと素敵な男性と出会えたと思ったら既婚者だった」というトラブルがまだまだ起きている現実を指摘する。
なぜ既婚者に騙されてしまう婚活女性が絶えないのかという疑問に対し、港区カンナさんは次のように分析する。「既婚者は余裕があって誠実に見えたり、女性慣れしているため、魅力的に見えてしまうからだと思います。もちろん騙すほうが悪いのですが、結婚を焦って相手のちょっとした違和感に目を瞑ってしまわないようにしたいですね」。焦燥感から冷静さを失い、目の前の危険信号を見落としてしまう危うさを警告している。
■必死に婚活を続けるなかで迷い込む本音
劇中の最後で、しおりは「私は既婚者の称号を求めてたわけじゃなくて...」と、自身の本当の心境に気がつく。この印象的なシーンの構築について、港区カンナさんは、自分では結婚したいと思って婚活をしていても、やっているうちに「本当に結婚したいかわからなくなる」「本当は別の願望があった」という現象が起こりがちであるため、しおりの結末として盛り込んだと明かす。
本当は少女漫画の主人公みたいになりたいのに、理想通りにはいかないモブのような現実。しおりが最後に直面した葛藤と気づきは、同じように婚活で悩み、自分自身の本当の願いがわからなくなっている多くのアラサー女性の心に深く刺さるはずだ。
取材協力:港区カンナ(@mina_kan_chan)
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