城島茂〜怒涛の3日間

「おはようございます!」城島のDASHロケ3連チャンはいつものように始まる。
9:00AM。初日は朝から横浜DASH海岸。「広島大学の先生たちが呉市と共同で(海洋)調査を本格的に始めましたね、牡蠣の件で」ロケ前は、もっぱら海の情報交換。
そして、開始の合図は30年いつも同じ。「じゃあ今日も始めますか!お願いします」
今回は城島茂、怒涛の3日間に密着。

この日のロケには大きな目的が。「“ブラックダイヤモンドしろう"見つけたい」それは、DASH海岸の闇夜に出没するという、「大怪盗ですから」
でっかいやつは両手サイズで、絶滅危惧種に指定されている貴重な存在。お値段、万超えのまさにダイヤモンド。城島は個体名を“しろう"と名付け、その行方を定期的に追っている。

なので、海岸のしろうが現れそうな場所に仕掛けを。夜の間に活動し、捕まっている可能性が。まずは、大きな入り口を持つトンネル式小型定置網から引き揚げる。
「すげー!」「春の海岸はすごいな」「スズキの赤ちゃん、アオタナゴ」さらに、増えたのが「ヒラヒラのカレイ」これが17匹。

「これがイシガレイ」それは9年前の1匹から。東京湾では激減中のカレイで、大きくなると背中に石のような筋が。と、城島「ん?ちょっと待って。これ“マコガレイ"やん」「今これが減っていて、東京湾で増やそうとしてる」慎太郎「俺たちの憧ガレイ」
新しい仲間の登場に微笑む城島。その姿に慎太郎は…
「長(おさ)っていう感じ。この人のためなら動ける。知識も豊富で真面目だけど、自分の好きなことに夢中のリーダーはかわいい」

「残念ながらブラックダイヤモンドはいなかった」いつもの放送だったら、すぐに次の仕掛けへ。でも今日は、「潮が引いてる間に、耕耘(こううん)やりますか!」普段は放送されることのない、城島の流儀。17年、欠かすことのない地道な作業。
やり続ける理由は、「なんやろう?やることが日常になってる。明雄さんがいたら、なんでそんなこと聞くんだ?って言うんやろね。当たり前にやり続けてはった人やから」

そんな城島をこの二人は…
木村さん「本当に勉強熱心。LINEでも色々、海のこと聞いてくる」
桝「愛が深いですよね、東京湾や海への。海岸のお釈迦さま」
そして、4:42PM。ブラックダイヤモンドしろう探し再開。沖合に仕掛けた8つの入り口を持つ、ヤマタノオロチ式トラップ・八角網を引き揚げる。

と、「出た!入ってた!これがブラックダイヤモンドしろうです」それは、DASH海岸育ちの絶滅危惧種・ニホンウナギ。
昔から江戸前といえばウナギのことで、ヌルヌルの体はどんな狭い場所へも進入可能。ピンチの時は陸上も移動できる魚界きっての怪盗。

「あの白かったしろうが、ちゃんとブラックに」こいつとの出会いは1年前。「白いダイヤモンド!」体長5cmの稚魚の時、色が綺麗なので名付けたしろう。
そして、実は放送できていないが、その6か月後の去年の夏。浄化用の真牡蠣の中に「あの時の小っちゃいウナギがこんなに成長!?」透明だったダイヤモンドボディも薄い茶色に。

さらに、9ヶ月後のしろうは「30cmくらい」これから4年以上かけて大人になる。
このままDASH海岸でメートル近くまででっかくなれば、子孫を残すため、2500km先、恋の舞台・マリアナ諸島へ。
城島「そうか、4年後か…還暦か」60歳でもDASH!

そして、そのまま夕暮れまで作業。育てたワカメで保存食を作ったら、6:30PM。「ありがとうございました!」予定より1時間押しで撮影終了。
でも、なかなか帰らない、と思ったら「めかぶの味噌汁美味しい」めかぶの味噌汁で打ち上げ。そして、「お疲れ様でした!」慎太郎と共に怒涛の2日目へ。

スタッフ「2日目ですが、今日は何時起きだったんですか?」城島「今日は5時くらいかな。朝からゴミ出ししてから来ました(笑)」早朝5時起きにも関わらず、疲れは見せない。
この日、城島がやってきたのは横浜DASH海岸からおよそ500km、兵庫県宍粟市(しそうし)千種町(ちくさちょう)。
城島「第3回目やね!100人食堂」
今回はロンドン五輪、リオ五輪、東京五輪で3大会連続メダルを獲得した、元プロ卓球選手・石川佳純さんが初参戦!

100人食堂の舞台の千種町は約9割が森林で、良質な宍粟杉の産地として知られる。
平成初期にはツチノコ騒動で話題になった町。
かつては、6000人を超える人が暮らしていたが、現在は3分の1以下に…。
出迎えてくれたのは、番組にご連絡いただいた菊地さん。
菊地「100人食堂の放送を見て、勝手に、これや!って」

城島「盛り上げるイベントは今までにありました?」
かつて千種町で一番盛り上がっていたのが「町民大運動会」
1960年から45年間も続いていた大勢の町民が集まるイベントだったが、高齢化や少子化の影響で2005年を最後に開催できなくなってしまった。

城島「町民大運動会を復活させたい」
町民大運動会を21年ぶりに復活させるために、まずは町内放送で千種町に呼びかけ!
果たして、どれだけの千種町民が集まったのか?
兵庫県宍粟市千種町民との大運動会は…近日公開!
そして、城島「明日は(DASH)島のロケやね」怒涛の3日目へ!

3日目の朝にいたのは、およそ2ヶ月前に初上陸した、新たな無人島。「大きな穴の主の正体が今日わかるかもしれんな」「カメラ仕掛けましたもんね」
それは、島の至る所で、何らかの生き物の糞や巣穴と思われる複数の穴を発見。この生き物の正体を確かめるべく、調査は1ヶ月前から始まっていた。

この日、初上陸の時も痕跡が多かった場所、前日の雨でぬかるむ平地の奥へ。と、すぐにおよそ70cmの「獣道…?」大型動物の通り道なのか?
さらに、「大きいう◯ちありますよ!」郄地はもはやう◯ちを発見するスペシャリスト。初上陸時からあまりにも連呼するので、「う◯ち=オトモダチと呼びましょう」

と、今度は「めっちゃでかい穴がある」「2m級の熊か?」先ほどとは別の、森へ続く巨大な獣道。そして、それを抜けた先には貴重な水源・池。
生き物たちも水飲み場として使っている可能性が。そこで、初上陸後、スタッフが糞の持ち主を探るべく、数カ所に設置していた観察カメラをチェック。

生き物の動きを感知して作動する、池の周囲に設置したカメラには、「デカい鳥!枝持って巣作りかな?」調べてみると、日本最大のサギ・アオサギ。羽を広げると170cm以上。
この溜池にも、カエルや魚など餌となる生き物がいる可能性が。さらに、平地に仕掛けたカメラには「耳しか映ってない…フェネックみたい?もどかしい」

そこで、「作戦立てないと」平地と山に分かれて生き物を捜索。痕跡のあった場所にはスタッフが息を潜めて張り込み。包囲網を張り、その正体を明らかにする!
平地を任された郄地。初上陸で発見した、かつての農具小屋らしき建物を調べていると「うわっ!待って、ヘビじゃない?生きてる、生きてる!」

危険な毒蛇かどうか、近づいて確認したいが、「リーダーが言ってた、引くから横にいく」「蛇は攻撃前、頭を引く。来るなと思ったらサイドに回って、頭を踏む」
しかし、無闇な捕獲は危険なので、城島と慎太郎と合流するまでヘビは保留。その頃、城島と慎太郎は北の山頂付近、「大っきいオトモダチですよ」

生き物の痕跡を辿り進んでいくと「上陸した砂浜と違う。こんな砂利なかったもん」辿り着いたのは、拠点の砂浜の反対側、新発見の砂浜。
その頃、平地では大きな動きが。張り込んでいたスタッフから無線で「何かいました、動きました」スタッフがいるのは、先ほど大きいオトモダチがいた、獣道のすぐ近く。

「いた、いた、いた!」郄地、手持ちカメラをひっさげ、逆側から近づいて、スタッフと挟み撃ちする作戦。「映ってると思う」城島たちと合流し、正体を確かめる。
すると、スタッフのカメラが捉えていた、「おーウサギ!」それは、カイウサギ。ペットが野生化したのか、糞の数から、1匹ではなく繁殖している可能性も。
だが、まだあの獣道の主、巨大生物の正体は謎のまま。そこで、獣道の前に観察カメラを設置。

そこから1ヶ月。山に仕掛けたカメラのカードも回収し、撮れていた動画は全部で4つ。
まず、1つ目の動画には「ウサギが2匹!」2つ目の動画には「(夜で)目が光ってる!デカい、デカい!何今の?」そして、3つ目の動画、山の中に仕掛けたカメラに「デカー、イノシシ!このサイズがこの島にいるんすよ」

さらに、最後の動画、山の上カメラに映っていたのは「親子のイノシシ!ウリ坊5匹もいる」調査して分かった、この島はヤバい生き物だらけ。
そして、3日目の島のロケを終え、城島怒涛の3日間が終わった。

