河治氏が予想した北中米ワールドカップの日本代表メンバー。(C)SOCCER DIGEST

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 北中米ワールドカップに出場する日本代表のメンバーが、5月15日に発表される。本稿では、スポーツジャーナリストの河治良幸氏に選出26人を予想してもらった。

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 5月15日のメンバー発表が迫っているが、改めて筆者の最終予想をお届けしたい。前回の記事から1か月が経ち、評価が変わっていないところと、新たな怪我人の出現で、構成バランスを見直さないといけないところなど、いくつかの変更点はある。

 さらに森保一監督が、代表スタッフの中ではサプライズはないが「みなさんにとってサプライズになることはありうる」とコメントしたことも、考察の材料にはなる。

 GKは鈴木彩艶(パルマ)、早川友基(鹿島)、大迫敬介(広島)の3人で揺るがないだろう。イギリス遠征で2試合ともにゴールを守った正GKの鈴木彩を、JリーグNo.1と言える早川と総合能力の高い大迫が支える。

 GKはやはり試合だけでなく、ハイレベルな練習のルーティーンを継続する必要があり、うまくいっている構成を崩す必要がない。

 ただし、下田崇GKコーチはここまで比較的、若い選手たちを競わせているが、本番になればベテランを招集する可能性があることを取材で明かしている。そのため前回のメンバーで、現在好調のシュミット・ダニエル(名古屋)をサプライズ候補の一人としたい。

 DFは当初の想定より一人多くなった。理由は三笘薫(ブライトン)の負傷により、鈴木淳之介(コペンハーゲン)がこれまで以上に左ウイングバックで起用される度合いが強くなるからだ。

 現在は中村敬斗(S・ランス)が同ポジションのファーストチョイスになり、元々は怪我明けだった三笘は左シャドーで攻撃能力を活かす形にシフトしてはいた。

 しかし、仮に選ばれたとしても、守備の負担が少ないジョーカー的な起用法になると考えれば、左ウイングバックは手薄になる。攻撃的なオプションとしては前田大然(セルティック)あるいは佐藤龍之介(FC東京)という選択肢もあるが、守備の出力を維持できる選手として、鈴木淳の役割が大きくなると想定した。
 
 センターバックに話を戻すと、イングランド戦のスタメンだった渡辺剛(フェイエノールト)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、伊藤洋輝(バイエルン)の3人はほぼ当確と言ってもいい。

 そこに、状態さえ戻れば強力な守備のカードになる冨安健洋(アヤックス)、3バックの全ポジションをこなせる瀬古歩夢(ル・アーヴル)、パワープレー対策、攻撃の飛び道具としての起用も考えて安藤智哉(ザンクトパウリ)を入れた。

 安藤に関しては、前回の予想で外していたが、イギリス遠征を辞退した後、すぐに復帰してブンデスリーガで活躍していることも評価した。菅原由勢(ブレーメン)は右ウイングバックをベースに、4バックを使う場合の右サイドバックとしても想定している。

 板倉滉(アヤックス)と高井幸大(ボルシアMG)は復帰後にポジションを取り戻せていないので、評価として苦しいのではないか。

 ボランチは鎌田大地(クリスタル・パレス)と佐野海舟(マインツ)がファーストセット。そこに田中碧(リーズ)、藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)、そして怪我から回復中のキャプテン遠藤航(リバプール)という5人の構成になった。

 シャドーの有力候補だった鈴木唯人(フライブルク)と三笘が怪我したことにより、鎌田のシャドーも再浮上するかもしれないが、チームの心臓とも言える核のところは崩さず、シャドーの選手で埋めていくと考えている。

 コンディション不良で3月の2試合で出番のなかった佐藤は候補の一人。伊東純也(ゲンク)の左シャドーも十分に考えられるが、鈴木淳を左ウイングバックで起用する場合に、中村をシャドーに上げるプランもありそうだ。