日産の軽商用バン&ワゴンがより精悍に生まれ変わった![画像は軽ワゴン「クリッパー リオ」一部改良モデル]

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フロントマスクがより精悍に刷新! 安全機能も充実

 日産は2026年5月11日、「クリッパー バン」と「クリッパー リオ」を一部仕様向上(一部改良)し、同日より発売すると発表しました。

 クリッパー バン/クリッパー リオは、2003年に登場した軽バン/ワゴンシリーズです。

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 当初は三菱から販売される軽商用バン「ミニキャブ」のOEM供給を受けるモデルでしたが、2代目からはスズキ「エブリイ」のOEMモデルとなりました。

 現行モデルは2015年に登場した3代目で、それまでのクリッパーという名称から、日産の新世代の乗り物(=New generation Vehicle)と車格を組み合わせた「NV100クリッパー」へと名称を一新しました。

 その後2024年3月に実施された一部改良でNVの名称を廃止し、従来の“クリッパー”シリーズへと再変更されています。

 パワートレインは、660cc 直列3気筒ターボエンジンに加え、クリッパー バンでは自然吸気(NA)エンジンをラインナップし、トランスミッションはCVTを中心に、NAエンジン車のみ5速MTも用意されます。

 駆動方式は後輪駆動(FR)と4輪駆動(パートタイム4WD)が設定されます。

 今回の一部改良では、内外装の一部変更や安全装備の充実を図ったほか、クリッパー リオでは新色の「マジェスティックディープグレー」を新規採用しました。

 まず安全面では、バン・ワゴンともに様々な先進安全装備を全車標準装備としました。

 車線のはみ出しや標識の見落としを防ぐ「車線逸脱防止支援システム」や「標識認識機能」の新規設定のほか、前方の車両や歩行者と衝突のおそれがあるときに、衝突回避操作を支援する「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」や、「踏み間違い衝突防止アシスト」の性能を向上させています。

 さらに一部モデルでは「インテリジェント クルーズコントロール」も設定されます。

 外観は、フロントバンパー・グリル部のデザイン形状変更に加え、フロントグリルはブラックを基調としたデザインに変更しました。

 またドアミラーもブラック塗装に変更(バンは「GX」のみ)することで、車両全体により引き締まった印象を与えるデザインに進化しています。

 内装は、デジタルスピードメーターを新たに採用し、シート生地などの内装色をブラックで統一することで、より先進性を与えるデザインに生まれ変わりました。

 またクリッパー リオでは、フロント・フロントドアガラスの熱吸収率が向上したほか、ステアリングヒーターを全車標準装備しました。

 新たなクリッパー リオ/クリッパー バンの車両価格(消費税込み)は、145万4200円から236万2800円です。

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 日産の関連会社である日産モータースポーツ&カスタマイズは、クリッパー バンをベースに、荷室スペースを目的に応じてアレンジしやすくしたモデル「マルチラック」と、クリッパー リオをベースにしたライフケアビークル(LV:福祉車両)「チェアキャブ」の一部改良を実施しました。

 クリッパー リオ チェアキャブは、車両後部から車いすのまま車内に乗り込めるよう、操作が簡単な手動式のスロープと、車いすの乗り降りを手助けする電動ウインチを装備した福祉車両です。

 いっぽうのクリッパー バン マルチラックは、スチールラックと有孔ボード、それらに装着できる2種類の形状の専用ブラケット、そして、防汚性のある専用フロアを荷室に装備したモデル。

 個人ユーザーのレジャー用途のほか、配達や移動販売など、幅広い用途に合わせて荷室をアレンジすることができるほか、脱着や装着位置の高さが4段階調整できるベッドマットをオプション設定し、車中泊仕様車としての使用もできるモデルです。

 ともに変更はベース車に準じており、内外装の一部変更や安全装備の充実が図られました。

 車両価格は、チェアキャブが248万2000円から262万2000円(消費税非課税)、マルチラックが223万8500円から262万9000円(消費税込)です。