レアル・マドリーは7日、DFフェデリコ・バルベルデが外傷性脳損傷と診断され、10日から14日の安静期間が設けられる見込みだと発表した。10日のバルセロナ戦は欠場することが確実。スペインメディアはMFオーレリアン・チュアメニとの激しい対立に起因するものと伝えているなか、バルベルデはチュアメニから暴力を受けたことについては否定する声明を発表した。

 スペインメディア『アス』や『マルカ』によると、バルベルデとチュアメニは6日のトレーニング中のファウルをめぐって口論になり、ロッカールームでも激しい言い争いが続いた。もっとも「表面上は和解して少し距離が縮まったかのような雰囲気で2人とも帰宅した」という。

 ところが翌7日、バルベルデがチュアメニとの握手を拒否した。前日の対立が現地メディアで報じられていることについて、チュアメニを「メディアにリークした」人物だとして執拗に非難。その後のトレーニングでは両者が激しいタックルの応戦を繰り広げ、特にバルベルデが繰り返し仕掛けたという。チュアメニは一貫してリークしていないことを主張していたようだ。

 そうした対立はロッカールームに戻っても続き、チームメイトが仲裁に入っても止まらなかった模様。すると、依然としてリークを疑われているチュアメニの怒りが爆発してバルベルデを殴ってしまう。バルベルデは倒れた弾みで頭をぶつけて負傷し、「一時は意識を失った」とも報じられた。

 地元メディアがそのように衝撃的な騒動の顛末を伝えたなか、バルベルデは7日にインスタグラム(@fedevalverde)のストーリー機能を用いて声明を発表した。長文の中で「チームメイトが僕を殴ったことは一度もなく、僕も彼を殴っていない。殴り合いの喧嘩をしたとか、意図的に負傷させたとか信じる方が簡単かもしれないがそのようなことは起きていない」と暴力まで発展したことは否定。頭部を負傷した経緯についても「口論の最中に誤ってテーブルに頭をぶつけてしまい、額に小さな切り傷を負ったのでプロトロル上病院に行くことになった」と説明している。

 バルベルデは「事案を捏造したり中傷したり誇張したりされる可能性を与えてしまった」と綴って反省とともに事実ではないことが広まっていること強調しつつ、「普通のロッカールームならこうしたことは起こりうるが、外に漏れることなく自分たちで解決する」とも綴ってリークされた可能性に不快感を示した。その上で今回の事案を「無意味な喧嘩」と振り返り、「クラブやチームメイトによるいかなる決定にも協力する」と伝えている。

 なお、クラブは7日に両選手に対する懲戒手続きを開始することを発表した。